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がんじがらめの愛7-18

 彼は直ぐに立ち上がり、長椅子を指し示す。
「あそこに横になれば良い」
 すると、その時扉を叩く音が聞こえた。
 片桐が応じると先程命じた女中がお茶と御菓子を運んできた。
「ここは構わなくていいから、自分の仕事に戻って欲しい」
 そう言って自分から扉を閉め、長椅子の端に腰を下ろした。
「靴を脱いで横になれば良い。頭は此処に」
 どうやら本当に膝枕をして呉れる様だ。素直に靴を脱ぎ、彼の膝に頭を委ねた。二人とも制服を着ているが、夏服なので生地は薄い。彼の体温を頭で感じる。
 彼の男にしては細い指が両方のこめかみの辺りを押して呉れた。
 彼の指だと思うと尚更、心地よく感じた。暫く押し続けた片桐は手を止めた。
「どうだ、少しは治まったか」
 口調に心配そうな色が混ざっている。彼の指圧のせいなのか、それとも体温を身近で感じたせいなのか、本当に頭痛が治っていた。
「ああ、もう頭痛はしない」
 彼の目を見て言った。彼も自分が本当の事を言っていると分かったのだろう、心から安堵したように微笑した。
「しかし、もう少しこのままが良い」 
 感じている事を伝えると、片桐の微笑がますます深まった。
 彼の両手がこめかみを離れ、頭に移動した。
 以前、自分が彼にした様に細くて繊細な指が髪を梳き、その後頭皮を押して呉れる。
 緩急を付けて指を動かされると、本当に気持ちが良かった。特に首の後ろは。
「以前、お前が言って居たが本当に気持ちの良い物なのだな」
 心の底から感心した。
「ああ、晃彦にこうして貰って居た時に、絶対にしてやろうと思って居た」
 唇を弛めて片桐が言う。
 時折、指が耳の後ろに掛かる。そうすると性的な快感も同時に生じる。

「なあ、お前、耳の後ろを俺に触られた時、どんな気持ちだった」
 自分だけかと思い、聞いてみた。
 彼は白皙の頬に紅を浮かべて言った。

「…実は、心地良さと共に危うい情動を感じていた。しかし、それを言うのは憚られた…」
 言いにくそうに白状して呉れる。と、同時に彼の指は自らの唇に触れている。
「実は、俺も今、そう感じて居る」
 そう言うと、すっかり頭痛や疲労が取れた身体を起こし、彼の肩に両手を置き彼の唇を自分の唇に重ねた。
 ずっと、切望していた行動だった。




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 リアル生活、いよいよ忙しくなってきておりますぅ、毎日更新を目指しますが、力尽きるかもです。特に再来週が地獄の勤務です><
仕事、考えてた以上に多忙です><



ストレスも溜まりまくってます><



今度、全日オフになるのはお盆明け(←遠い目)
少し、更新の方をお休みするかもしれませんが、どうかご了承くださいませ…





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こうやま みか

Author:こうやま みか
素人の完全な趣味で「ボーイズラブ」小説を書き始めました。
全然上手くないのですが、コメント頂ければとっても嬉しいです。
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著作権は放棄しておりませんので、無断転載などは禁止させて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

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