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がんじがらめの愛 蜜月編ー10(R15)

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健全な方、男性の方は読まない方が精神衛生上好ましいかと…ただ前回よりHシーンが少なめですので、R-15にしました。
物足りなかった~!という感想をお持ちの腐女子や貴腐人の方…。済みませんです。昨日のHシーン頑張りすぎて、今回はちょっと尻すぼみ…。これも管理人の至らぬ点ですね。精進します。

なお、次回からは普通(?)の小説になります。

    


 浅く、時には深く彼の内部を味わう。片桐の身体は嵐に遭った若木の様にしなって居た。しかし感じ切っている顔を見られたくは無いらしく、右の肩に預けたままだった。右の耳には彼の乱れた呼吸音がせわしなく聞こえる。
「も…っ、あき…ひこっ…だめっ」
 切羽詰った声がくぐもって聞こえる。腹部に当っている彼自身が限界近い事を知らしめた。
 元より自分も我慢していたのだから否やは無い。両手を固く握り合って、彼の最も感じる場所を抉った時、彼は声を出さないようにする為か肩に歯を立て激しい痙攣と共に喜悦の証を湯の中に放った。同時に彼の内部も絹布をきゅっと縛る様な動きを繰り返し、絶頂を促す。耐え切れずに彼の体の中に情熱の証を放った。その感触を感じたのだろう彼の弛緩していた体が若魚の様に跳ねた。
 お互い息を整えようとそのままの状態で抱き合っていた。しかし、湯を張ったバスタブの中では落ち着かない。
「出るか」
 口付けをした後でそう囁く。未だ呼吸は荒かったが…。
「ああ、このままだと湯当たりしそうだ」
「実は俺もだ」
 そう言って、手は握り合ったままで微笑み合った。
「晃彦…先に出て呉れないか…」
 頬を上気させた片桐が目を伏せて言った。思い当たる事が有った。自分の放った体液を後始末する積りだろう…1人で。
――俺がしてやる――そう言い掛けた時、片桐の済まなそうな口調が耳を打った。
「また、肩に傷を付けてしまって…忘我の時はつい…。済まない」
 心底申し訳無さそうに言う彼に、忘れていた肩の噛み跡がじわりと痛む。
「気にするな。今日は…慣れない事をさせて済まなかった。…しかし、愛している」
 耳元で囁くと耳朶まで赤くした片桐は、言葉も無く深く頷く。
 白樺派の小説にしか出て来ない様な言葉を使ったが、本心の吐露だった。
 もう意地悪をするのは止めようと決意して、彼のこめかみに接吻すると彼の言葉通りに浴室を出た。
 バスロウブを羽織って、居間の安楽椅子に腰を掛けた。多分彼は喉が渇いている筈だ。あれだけ喘いでいたのだから。水を汲み、用意されていた氷を浮かべて待つ。
 程なくして出て来た彼は、何時もより体内に居る時間が長かったせいか、気だるげな様子を懸命に隠しているのが分かった。
「水…飲むだろう。それとも果汁の方が良いか」
 部屋に用意されていたものを思い出して聞いた。
「水で良い。有り難う」
 安楽椅子は、卓を隔てて向かい合って置かれていたが、彼は躊躇う様子も無く横に座った。心の距離が近い証拠だろうかと少し安堵する。
 余程喉が渇いていたのか、彼にしては珍しく喉を仰け反らせて飲んでいる。
 バスロウブの合わせ目からちらりと鎖骨が見える。慌てて目を逸らし、二杯目の水を用意する為に立ち上がった。
 横に座り新しいグラスを渡す。
「有り難う。晃彦は喉、渇いてないのか」
 冗談の積りで言ってみた。
「俺はお前に渇いて居る」
「今は未だ駄目だ。…だからこれで…」
 未だ……と言う事はもう少し時間が経過すればいいのか…と聞こうと彼の方へ顔を向けると、彼の目蓋を閉じた顔が至近距離に有った。顔に手を添えて正面を向かされる。
部屋のほの暗い照明でも彼の顔に睫毛の影がとても綺麗だった。そう思っていると、唇が寄せられ、口を開く様に促される。黙って従うと口移しで水と氷が甘露の様に口中に広がった。
 直ぐに口付けは解かれ、片桐は悪戯っぽい瞳で囁いた。
「さっきのお返しだ」
 さっきというのは、自分が口移しで飲ませた事を言うのだろうか…などと考えたが言葉に出すよりも想像する事の方が楽しい様な気がして黙って彼の手を握った。静謐な時間が流れる。見詰め合い手を握っただけの時間。
「明日、何をしようか」
 何となく片桐と他愛の無い話がしたくて聞いてみた。彼の視線が卓に投げ出された鍵の束に移った。
「二等や三等のデッキに行ってみたい。特等は外国人が圧倒的に多かったが、二等や三等はどうなのか興味が有る」
「そうだな…この時代に英吉利に行こうとする日本人がどの程度居るのか、またその理由は…などの、興味か」
「ああ」
 彼の関心は常に平民階級に有る事に変わりはないのだと、出会った頃が懐かしく想起された。
「大学に通う為の服が有った筈だからそれに着替えてこっそり見に行こう」
 英吉利でも帝大と同じく通う生徒の服装はあまり高級なものでは無いと聞いていたので、前もって用意はしてある。
「明日が楽しみだ」
 片桐が微笑むと、つい釣られて唇を弛めた。
「寝室に行こう。もう眠っても良い時間だ」
「少し早い様な気がするが…」
「勿論下心は有る」
 絶句した彼の顔を覗き込むと、羞恥に赤く染まった顔が有った。――今夜の目的は、彼の身体中に赤い花を散らす事だった――
 オブライエンがどこを触ってもそこに自分の情痕が有れば少しは平穏で居られると思ったからだった。

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現在、目眩がするほどリコメが溜まっていますが…コメント戴くのは大好きなので←わがまま…。出来れば感想・リクエストなど書き込んで下さいませ。

本日の内緒コメで笑ってしまったのは、「片桐君とオブライエンが間違い←」を起こせば絶対折檻ですね~!というものでした。
読者の方はもうお忘れかもですが、彼も元大名家の子息なので「不義密通」に当ると判断しそうな感じです。自決しかねないかなと思います。
これだけの障害を乗り越えて来た二人ですから、多分間違い←(汗は起こさないかと。


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プロフィール

こうやま みか

Author:こうやま みか
素人の完全な趣味で「ボーイズラブ」小説を書き始めました。
全然上手くないのですが、コメント頂ければとっても嬉しいです。
またヤフーブログが本館扱いで、こちらでは当面(ってイツ?)旧作を掘り起こして掲載していきたいと思います。
著作権は放棄しておりませんので、無断転載などは禁止させて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

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