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がんじがらめの愛 蜜月編ー24

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 日本に居た時は、片桐が様子が心配で毎日殆ど走って彼の屋敷に行っていたが、畏れ多くも皇后陛下の御声掛りで留学が決まってからは運動らしい運動をしていない。身体が鈍って仕舞っている。
 夕食は、特等船客の人間の特権で二等の食堂で済ませた。そして夜までみっちりと林親子の稽古をつけて貰った。
 片桐もその様子を真剣な表情でずっと眺めて居てくれる。時々、彼からもアドバイスを受けた。林親子は、迷子になった美鈴を保護して貰った事に余程感謝してくれて居るのか、長時間にも関わらず交代で手ほどきして呉れる。
 夜八時になると、流石に疲れが溜まって来た。明日も稽古を付けて貰う約束だったので、お開きにした。
 美鈴は父上が稽古をして居る間は片桐の傍に行き、何やら楽しそうに話しているのがちらりと目に入って居た。
 二人して林親子に丁重に御礼を言い、船室に戻る。
「あれだけの運動をしたのだから先に浴室に入った方が良い」
 片桐が至極尤もな事を言った。
 そうでなくても、身体は運動のせいで熱く成って居る。
「そうするか。御風呂に入って明日に備えよう」
 そう言って浴室に入り、湯船に浸かった。強張った筋肉がほぐれて行くのが心地よい。
 ただ、激しい運動のせいか、身体は熱いままだった。湯加減を調節してみたが運動の熱は冷めない。
――明日は筋肉痛でもっと辛いだろうな…――
 そう思って浴室から出た。
「あれ程運動して、身体の方は大丈夫なのか」
 バスロウブをまとって浴室のドアを出ると、彼は浴室の扉が一番良く見える場所に佇んでいた。
「運動不足だろうな。身体中が熱くて、眠りたいのに眠れそうに無い」
 自嘲気味に笑うと、片桐は「そうだろうな…」と真剣な顔で呟き、浴室に姿を消した。
 バスロウブのままベッドで休んでいると、片桐が浴室から出て寝室に近付いて来る気配が有った。
 まだ、明かりは落として無い。片桐も自分と同じ姿だった。ベッドの横でバスロウブを脱ぐ片桐の姿を瞠目して眺めていた。
 下着だけになった片桐は、唇に触れてからベッドに入って来る。普段なら「お誘い」だろうが、それにしては片桐の表情に違和感が有った。唇も心なしか普段よりも冷たかった。彼はそっと両手を差し伸べ、身体を起こさせた。そしてバスロウブを脱がせる。脱がせた後は自分がベッドに横たわり、何も言わずに両手で自分を誘った。
 彼の身体に密着させると、彼の身体はとても冷たかった。
「もしかして、水を浴びて来たのか」
 頷いた片桐は無言で両手を腕に絡め、両足も足に絡めた。全身が冷たい彼の身体を感じる。片桐は動かない積りらしい。身体を冷まして呉れるのが目的なのは明白だった。
 心地よい冷たさが全身をひたす。身体が楽になった様な気がした。だが、直ぐに片桐の体温は平温を取り戻す。すると、黙って彼はそっと身体を離し浴室へ向かった。
 彼の肌の冷たい感触が余りにも心地良かったので、彼が風邪を引く事を危惧しながらも、彼の肌を求めて仕舞う。
 直ぐに戻って来た彼は、また同じ動作を繰り返す。お互いに無言で皮膚だけを密着させる。唇を合わせると、彼の思いやりが伝わって来るかの様だった。片桐が何回浴室で水を浴びて来たのか、数える余裕も無く睡魔が襲って来た。
「有り難う」
 そう囁くと、「それはこちらの挨拶だ」と耳元で囁かれた。
 ただ、眠りに堕ちて行く前には身体の熱さも軽減している事、そして何より彼の為に稽古を今日以上に頑張ろうと決意した事だけは脳裏に焼き付いた。

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こうやま みか

Author:こうやま みか
素人の完全な趣味で「ボーイズラブ」小説を書き始めました。
全然上手くないのですが、コメント頂ければとっても嬉しいです。
またヤフーブログが本館扱いで、こちらでは当面(ってイツ?)旧作を掘り起こして掲載していきたいと思います。
著作権は放棄しておりませんので、無断転載などは禁止させて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

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