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がんじがらめの愛 続 蜜月編ー14

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 いよいよ、オブライエンとの決闘の日の朝が来た。
 目が覚めると、横に片桐の寝顔が有った。起こさないように気を付けて、こめかみに口付けを落とした。が、彼はまどろんで居ただけだったらしく接吻に気付いて睫毛をゆっくり開けた。
「お早う」
 何時もの穏やかな笑みだった。
 自分の事を信頼して呉れているのか、不安や危惧の表情は浮かんで居ない。
 上半身を起こし、手を握り合って口付けを交わす。衝動のまま激しく成る接吻は口で交合している様な錯覚を覚える。
 接吻の激しさを物語るかの様に、名残惜しげに唇が離された後、片桐の唇の色が紅くなって居た。
 手を握ったまま、彼は昨日見聞きした事を話して呉れた。
 試合は、夕食後、特等の運動室で行われるとの事だった。それから特等の日本人にもこの噂は広まり、本命はオブライエンで有る事、ただ、日本人は自分を応援してくれて掛けた人間もかなり居る事等を教えて呉れた。
 当事者は自分なのに詳しい事をオブライエンから知らせて来ないのは、矢張り日本人蔑視の感情が彼の中にあるのだろうな…と推測される。我が日本も列強諸国の中には入ってはいるが、唯一の東洋人の国であり歓迎されて居ない事は分かっていたので。そうそう腹も立たない。
 目標は片桐の為に勝つだけの事なのだから。
 林親子は二等船客の人間なので、特等のエリアには入って来られない。朝の内にお礼を言おうと、片桐を誘って廊下を歩いて居ると、顔見知りや自分は知らないが相手は一方的に知っているらしい日本人に「日本の名誉の為に頑張って下さい」などと言われた。
「精一杯頑張ります」
 建前でそう言ったが声を掛けてくれる人が途切れた時、片桐に囁いた。
「お前の為に頑張る積りだ」
「オレは晃彦の勝利を信じているから」
 静かな口調ながらも熱をはらむ声で囁き返された。

 林親子に最後の指南を受ける。
「うん、これだけ上達する人って見た事が無いよ。これなら大丈夫じゃないかなぁ…対戦相手にも拠ると思うけど…」
 相変わらず汗を浮かべて居ない美鈴にそう言われ、少し安堵した。林氏も大きく頷いた。
「結果は、明日知らせに参ります。剣をお返しがてら…ご指南有り難う御座いました」
 深深と二人に向かって頭を下げる。ふと片桐の方を見ると彼も頭を下げていた。
 ウイリアム氏に二人して近付いて行く。
「的確なアドバイス有り難う御座いました。また、練習を見に来て下さって…退屈ではなかったですか」
「退屈では無かった。剣道とフェニシングの違いを見る事が出来て有意義だった。こちらこそ有り難う」
 そう言って、彼は練習場を後にした。
 連日の練習で疲労が溜まって居る。午後はゆっくりと部屋で過ごそうと思った。片桐にその旨を伝えると、「それが良いな。オレもそうする」
 二人で特等船客に居ると、話などをしなくてもお互いの存在が有る…その事だけで心が温まる。満たされて行く…そんな居心地の良い昼間の安息だった。
 夕食は部屋付きの船員に無理を言って船室に運んで貰った。
 そして、試合会場に借りた剣を持って向かった。
 皆、退屈を持て余しているらしく、物人が予想していたよりもはるかに多い。
 オブライエンはまだ来ていないようだった。
 その時、困惑した表情の日本人船員が入って来て、上司と思しき人間に相談しているのが聞こえた。
「二等のお客様なのですが、どうしてもこの試合を見たいと仰っている英吉利人の方が居られまして…」
「二等の客は此処には入れないから断れ」
「はい、御断り致しましたが、どうしても…と。その上、此処にもし来られれば、身元保証人が沢山居るはずだと仰せになりまして」
 日本人の船員は相手が英吉利人なので少し腰が引けている。暫く考えた後に渋々と言った感じで口を開いた。
「仕方無い。特例という事で許可しろ」
 話の流れから、ウイリアム氏の事だろうと予測した。
 彼が船員に伴われて練習場に姿を現すと、英吉利人からどよめきが上がった。
「エドワード侯爵…だ。と言っても、隠居して今の当主はご子息が侯爵を名乗っていらっしゃるが」
「あの、政治家でもある…」
 そんな興奮気味の声が途切れ途切れに聞こえる。
「しかし、この船にお乗りになられていたとは知らなかった」
「ああ、特等ではお見かけした事は無い。是非お近づきに…」
 その場に居た英吉利人は皆、侯爵の下に挨拶に行った。
 片桐が、やっと分かったという顔をして居る。
「英国の雑誌に載っていたのだ、写真入りで…だから見覚えが有った」
 日本に居た時、片桐は英吉利の事に自分よりも興味を持って居た。だから雑誌にも目を通していたに違いない。自分ときたら、会話と文法を習っていただけなのに…。
 すると、大勢の英吉利人の取り巻きを連れて、ウイリアム氏、いや、元侯爵は近付いて来た。




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 本日は風邪っぽく、「風邪は引き始めが肝心!!」とゆっくり寝ようと思ったのですが、やはり更新も気になるし、皆様のブログにも訪問したいし…で、とうとうこんな時間…。

 まぁ、いつもより早いので今から寝ます。
 風邪薬(市販のですが)とビタミンCのサプリメント飲みました。
 明日、良くなっていればいいなぁ。

 ところで、「ウイリアム氏のミスリードに引っかかって下さって~!」とブログ記事で取り上げた方なのですが、次の答えは殆ど合ってました!!

 明日、どうしてイギリス貴族が二等船客に居たのかの説明もします。

 読んで戴いて有り難う御座います。感謝を込めて。


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こうやま みか

Author:こうやま みか
素人の完全な趣味で「ボーイズラブ」小説を書き始めました。
全然上手くないのですが、コメント頂ければとっても嬉しいです。
またヤフーブログが本館扱いで、こちらでは当面(ってイツ?)旧作を掘り起こして掲載していきたいと思います。
著作権は放棄しておりませんので、無断転載などは禁止させて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

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