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がんじがらめの愛 続 蜜月編ー17

 
 体調を心配して下さり、有り難うございます。たまりかねてお医者さんに行き、点滴&的確な薬を処方して貰ったので随分マシになったのですが、所詮、対処療法…。
 ブログ更新のお休みを戴き、ゆっくり眠ろうと思ったのですが、、、何だか更新しないと落ち着かないので…ツイ更新してしまいました…。
 いつも以上に…間違いが有るとは思いますが、致命的な間違いは仕出かしていないと思います。
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 オブライエンに視線を戻すと、彼は顔を紅潮させていた。恐らくは屈辱感と怒りの為に。
「この試合は無効だ!目に汗が入った時にたまたま突きが入った。卑怯者のする事だ。矢張り日本人は油断がならない!日本もどさくさに紛れて植民地を増やしている。同じやり方だ」
 などと大声で叫んでいた。
 自分は片桐にさえ被害が及ばなければそれで良いので、オブライエンとウイリアム前侯爵に一礼して去ろうとした。勝負は決着したのだから。
 その時、厳粛で威厳に満ちたウイリアム氏が発言した。
「我が祖国や騎士道を軽んじる言説は許し難い。ミスター加藤は正々堂々と勝利を収めた。気付かないのか、彼の背中は汗で衣服が濡れておる。顔だけの発汗を止めるような鍛錬を重ねて来たに違いない。汗を止めるのはなまなかの練習量ではあるまい。
 日本の剣道でも、額に汗止めをする事は見てきた。だから油断に乗じたわけでは決して無い。貴方がもし、顔の汗が止められないと自覚していたなら、この様な略式の試合だ。 工夫すれば良い物を…その懈怠の心を忘れて逆上するのは英吉利人の騎士道を侮辱する事になる。しかもこの勝負の行方だけで、日本の政治を論じるなど笑止千万な振る舞いだとは思わないのか」
 口調は穏やかだったが烈火の響きが背後に隠されているかの様だった。
 オブライエンは顔色を失い、青くなっていた。
「はい…ウイリアム侯爵の仰せの通りです」
 震える声で言った。ウイリアム前侯爵に睨まれるという事は英吉利上流階級からの追放すら有りえる。
「では、今後はミスター加藤との約定を果たす様に。それだけはしかと申し付ける」
 そういえば、ウイリアム前侯爵には全てをご存知だ。流石に二人の関係は言ってはいないが…
「ははっ。決して違えません」 
 平身低頭し、倉皇と彼はその場を立ち去った。
「見事な試合だった。これだけの日数で良く此処まで腕を上げたな。見学も楽しかった上に、ミスター片桐との会話も示唆に富んでいて有意義だった。早速船員に聞いてみて特等に空きがあるなら船室を移ることにしよう」
 そう言って握手を求めて来た。
「恐縮です。それに先程は有り難う御座いました。卿の万金の御言葉が無ければ、どうなっていたか…」
 手を恭しく握り、感謝の意を表す。
「いや、英吉利人として当たり前の事をしたまでだ」
 そう言って試合場を後にしようとした。その背中にもう一度お辞儀をしてから片桐を探す。彼は賭けの元締めの英国人とやり取りをしていた。――もう賭け金を貰う積りなのだろうか――彼はそれ程お金には執着しない人間だったので不思議だった。
 英吉利人と日本人が祝福の言葉を掛けてくる。その中を早足で通り抜け片桐の背中を軽く叩いた。彼は財布を仕舞い――かなり分厚くなっていた――、微笑みを浮かべた。
 その笑いは、あたかも天使に微笑んだかの如く感じられた。



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現在、管理人の体調が優れず、他にもリクエストが多かった「香港での値切り方」なのですが、忘れてはおりませんので、気長にお待ちくだされば幸いです。

また、この話が終ってから書く~!と言っていたお話の数々もブロット立てていますので、24話で終らせてから現代モノにチャレンジします。次回はこんなに長くならない予定(…は未定・・・)です。

次回はお医者様モノをと考えています。宜しければお付き合い下さいませ。


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こうやま みか

Author:こうやま みか
素人の完全な趣味で「ボーイズラブ」小説を書き始めました。
全然上手くないのですが、コメント頂ければとっても嬉しいです。
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著作権は放棄しておりませんので、無断転載などは禁止させて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

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