スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「気分は、下克上。」番外編&その後の2人の東京学会編。



凸凹画像を二つクリックして別窓から読んで下さると嬉しいです。感涙の涙で溺死しそうです~!凸凹
____________________________________________________

 このお話は、アド様のブログ小説「ひげめがねドクター」の登場人物とのコラボです~!
 時系列的には、「星川ナースとその黒幕が分かって、『表沙汰にしたくない教授は、皆を『一身上の都合』で退職させる人は退職させ、遠ざけるスタッフが遠ざけた上にずっと香川教授の好きだった相手が祐樹だと分かかって、2人がラブラブの時の出来事です~!!

________________________________

 教授総回診が終った後で、研修医の田中祐樹は香川教授に呼び止められた。
「田中君、話が有るので手が空いたら私の部屋に来て欲しい」
 冷静な顔を取り繕っているようだが、何となく眩しげに見詰める眼差しが印象的だった。
「承りました」
「何だろうな?田中先生はすっかり教授のお気に入りだ。やはり歳が近いと話題も合うのだろうか?」
 黒木准教授が茶化すように言った。医局の雰囲気も例の一件以来、かなり開放的になったのは喜ばしい。2人の秘密の関係は、知られていない。
 直ぐに教授室に向かった。許可を得て入室すると間髪を入れず秘書がコーヒーを入れてくれる。
「お話とは?」
「ああ、そのことなのだが…こういう招待状が来たので、ゆ…田中君の意見を聞いてみたいと思って…」秘書の耳があるので、2人きりの時に呼んでくれる「祐樹」ではないのは仕方がない。
 そう言って彼はしなやかな指で一通の几帳面に開封された封筒を差し出した。
「拝見しても良いのですか?」
「もちろん。」
 封筒の裏には「T大医学部」と有った。もちろん日本一の最高学府だ。
「講演依頼ですか…?題目は『ハイリスクの心臓バイバス術の限界について』…ああ、だから教授に依頼を。納得ですが。」
 アメリカで独自に心臓バイバス術の研鑽を積み、20代の若さで教授に招聘された香川教授には相応しい演題だ。
「受けないという選択肢もあるが…どうだろう?」
 どうだろう?と言われても…っと思う。第一祐樹の権限外のことには口を挟むつもりはなかった。
「講演の時は医局員全員を引き連れて行くのが普通ですよね…」
「私がそんな大々的な行動が嫌いなことは、ゆ…田中君が一番良く知っている筈だが…。もし受けるとすると、講演は私がすればいいのだから、助手として田中君1人を指名したいのだが・・・」
 目立つことをあまり好まない彼らしい言葉にツイ微笑を誘われる。
「日にちは…一ヵ月後の金曜日ですか。金曜日だと土日は東京に泊れますね…」
 大阪でのデートも良いが、東京というのも新鮮で悪くはない。
「だから、田中君に相談した」
 眩しげに祐樹を見る教授の瞳が艶っぽい。同じことを考えていたのか?とフト思った。
「分かりました。助手を引き受けます。何をすればいいのでしょうか?」
「最近で一番難しかった矢島さんの手術のビデオ画像を、パワーポイントに取り込んでインジゲーターに写すようにすることぐらいだろう。出来るか?」
「ええ、多分それくらいなら出来ると思いますが…」
 あまり馴染みのない業務だが、それくらいなら出来そうだ。何なら機械に詳しい柏木先生に聞けば教えてくれるだろう。
「場所はT大のキャンパス内だ。JRを使うか、それとも飛行機がいいか?」
「教授は、T大に行かれたことは有りますか?」
「ない。田中君は?」
「ないです。学会も大阪で開催されたものしか出席しませんから…で、交通手段は新幹線がいいですね」
 飛行機では2人きりになれる時間が少ない。彼と一緒の時間を多く持ちたい祐樹は当然のように答えた。その返事を聞いて彼は口元に悪戯っ子のような笑みを浮かべた。
「内部規定によれば、出張の時、教授以上はグリーン車、それ以外は指定席だ」
「えっ?」
 それでは飛行機と答えた方が良かったと、心底後悔している表情が顔に出てしまったらしい。ふんわりと満足そうな笑みを浮かべた教授が言う。
「大丈夫。それしか公費で出ないというだけだから…私費で…」
 私費で…買い足せと言うつもりらしい。大丈夫というからには自分の隣に座ってくれるのだろう。
 パワーポイント作成の時間が仕事時間に加算されるが、彼と旅行というのはしたことがなかったので、かなり楽しみだ。帰宅時間が遅くなって2人の時間が減るのも我慢出来る。
 何とか、USBメモリーに落として資料を作成した。それを教授に見てもらう。合格点を貰った祐樹はかなりほっとしていた。何のことはない、祐樹が画像を保存している間、教授は講演の準備をしていたわけで、2人きりの時間が減ったことにはならない。
 木曜日、仕事が終って新幹線に乗り込んだ。ちょうど、出張帰りのサラリーマンが乗る時間とかち合ったらしく、乗車率はかなりの割合だった。
「すみません、グリーン車の料金を払って戴いて…。三時間もあるのに、こんな混雑した車内ではうかうかと話も出来ないですね…」
 教授も形の良い眉を顰めて言った。
「こんなに混んでいるとは知らなかった…」
 その響きに残念そうな音色を感じる。声を潜めて祐樹は彼に囁いた。
「新幹線なら…個室、ありますよね?三時間もあれば、貴方を満足させられたのに…相変わらず、他人の気配のある方が感じるんでしょう?」
 彼は想像したのか赤くなって下を向いた。こういうところは相変わらず初心で、そそられる。
 翌日、ホテルから直接会場となる大講堂に行った。時間に余裕を見て行ったのでまだ会場には準備のスタッフらしい人間しか居ない。香川教授に気付いたスタッフが慌てて出迎える。
「初めまして。皆さんお忙しいでしょうから、構わないで下さい」
 祐樹は、用意されているパソコンにUSBメモリーを繋いだ。
「げ。開けません…」
「もしかして、2007年バージョンで保存したか?」
「え?はい」
「ここにあるのは2003年バージョンだ。これでは開けない。医局かどこかのパソコンに最新型のパソコンが有るはずだからそれで保存しなおそう」
「本当に申し訳ないです。知らなかったもので…」
「いや、こんなトラブルなら別に構わない。済みませんが、医局はどちらですか」
 教授がスタッフに聞いている。スタッフの理路整然とした説明を聞いてから教授は祐樹を促して医局の方に優雅に歩き出した。学会の正式名称と「関係者」と書いたネームプレートを渡された。これを持っていればどこでもフリーパスらしい。
「出来れば、生粋の東京人でない人が居ればいいな…」
「関西弁は、どう取り繕ってもばれますからね…少し恥ずかしいですよね…」
 彼もやはり関西訛りが気になっていたらしい。自分だけではなかったと少し安心した。
 スタッフの説明を丸暗記していた教授は迷いもせずに医局に着く。
ちょうどそこに、関西訛りの医師がいた。4人で何かを話している中の1人だった。何だか知らないが、朝からやけにハイテンションな一群だ。朝から笑いこけているなんて、祐樹の常識では考えられない。が、医局には他の医師らしい姿はない。この騒がしい中に入るのも気遅れするが、背に腹は変えられない。
「すみません。今日の医学部の学会出席者ですが、新型のパソコンをお借りしたくて…」
 祐樹が声を掛けるとその医師が振り向いた。ヒゲと眼鏡が印象的だった。



_________________________________________________________

「次が早く読みたい」とか、「頑張れ!」という印に二つクリックして下されば嬉しいです!管理人は次をスグに書こうという元気を戴いております!!

↓↓↓



_________

________________________________________________________
 
 もちろん、アド様の主要キャラももれなく出てきます~!
 続きが気になった方は、アド様のブログに今すぐレッツゴー!です。←寝てないのでテンション変です←いつもか(TT)色が変わっているところをクリックすれば、アド様のブログに行けますので♪♪

  ↓  ↓  ↓  ↓
 2人で一生懸命考えました(しかもパソに弱い私はパソに強いブロ友様まで相談して←スゴイ迷惑)ので、続きも読んで戴ければとっても嬉しいです~!
 T大の個性豊かなドクター達が迎えてくれます~!


 もちろん、祐樹や香川教授も話に加わります~!
 学会終了後…2人の濃密(?)な夜にしようと頑張っているのですが…難産中でございます。(TT)


スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

こうやま みか

Author:こうやま みか
素人の完全な趣味で「ボーイズラブ」小説を書き始めました。
全然上手くないのですが、コメント頂ければとっても嬉しいです。
またヤフーブログが本館扱いで、こちらでは当面(ってイツ?)旧作を掘り起こして掲載していきたいと思います。
著作権は放棄しておりませんので、無断転載などは禁止させて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

FC2ブログランキング
ランキングに参加させて戴いております。ご訪問の際ポチっと。とっても喜びます!!

FC2Blog Ranking

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。