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「気分は、下克上。」番外編-2



凸凹画像を二つクリックして別窓から読んで下さると嬉しいです。感涙の涙で溺死しそうです~!凸凹
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 このお話は、アド様のブログ小説「ひげめがねドクター」の登場人物とのコラボです~!
 時系列的には、「星川ナースとその黒幕が分かって、『表沙汰にしたくない教授は、皆を『一身上の都合』で退職させる人は退職させ、遠ざけるスタッフが遠ざけた上にずっと香川教授の好きだった相手が祐樹だと分かかって、2人がラブラブの時の出来事です~!!

 やっと学会終わりました。次は15か、18禁でお送りする予定…(は未定)

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 明かりが落とされた大会場の演壇の上で良く通る声で明晰に術式を説明する教授の姿をただ凝視していた。
 パソコンの操作などはT大のスタッフが担当してくれるし、この大講堂を埋め尽くした各大学や有名病院の心臓外科医のように彼の説明を聞くこともない。なぜなら祐樹も第一助手としてその難手術に立ち会ったのだから。
 万雷の拍手が教授に向かって送られた。彼は普段と全く変わらない顔で頭を下げる。その後は場所を移しての懇親会だった。海外でも有名な彼を日本の心臓外科医が放っておくわけもなく、祐樹も医術雑誌で名前だけは知っている教授達が入れ替わり立ち代り挨拶に来る。
 中にはこれから銀座にでも…と誘いの声がしたが、彼は丁重に断っている。それを少し離れた場所から見ていた。祐樹など、学会の重鎮である年配の教授から見ればただの研修医でしかない。声など掛かるわけはないので、手持ち無沙汰に佇んでいるのを時々彼の心配げな瞳が掠める。それに唇だけの微笑で答えていた。これ以上彼の心配げな視線を受け止めるのは辛かった。
 そっと彼に近付き、耳打ちした。
「外で煙草吸って来ます」
 教授が頷きを返したので講堂を出た。正面のエントランスの隅に灰皿が用意されていた。
 紫煙を吐き出しながら、やはり遠慮して出てきて良かったな…と思う。
 彼の実力からすれば心臓外科医が親交を深めたいと思うのは人情だろうと思ったので。
考えに沈んでいた祐樹の視界にやけにキラキラした3人の医師が目に入る。いや、もう1人祐樹がパソコンの在り処を聞いて、ワケの分からないリアクションをした医師もいる。
 その中で、林田先生とか言ったか?多分そんな名前だったと思う。最近は教授にしか目が行かないが、以前なら(同業者でなければ)祐樹のタイプだった。祐樹に気を遣って色々話しかけてくれた榊原アルト先生も悪くはなかったが。良く考えてみたら祐樹は年上好みだ。グンゼ先生は除外するとして。
 が、今の祐樹には教授さえ居ればそれで良いので、ソツのない対応を心がけておけばいいだろう。何しろこちらはゲストだ。
 そういえば、教授が「ニコラー」という単語に反応していたな…と思い出すのでこの際だから聞いておこうと思った。
 
 説明を受けて居ると、門が大きく開かれ、学会がお開きになったことが分かった。
 教授が真っ直ぐこちらに歩いてくる。視線は祐樹と絡めたままだ。それだけで幸せだった。
 騒がしいT大――もっと、堅苦しい先生が多いのかと思っていた。何しろ、日本一の医学部だ。祐樹は教授の視線を感じた。
 アルト先生が握手をねだっている。握手くらい、アメリカに居た彼には挨拶程度だろう。それ以上の接触が許したくないが。四人に気付かれないように頷きを返した。
 教授は何故か握手をしている。まぁ、この程度では気にはならないが。それ以上のことをしたら、自分は非礼を自覚しながら止めるだろうな…と思っていた。
 先ほどの妄想が頭の中を駆け巡る。思わず、殺気にみちた表現をしたに違いない。育ちの良さそうなこのグループには分からないだろうと思って。
 関西の人間よりも、関東の人間の方が好奇心も強くてお笑いが好きなのか?と思いながら教授がそれぞれとアメリカ式の洗練された握手をしているのを見ていた。

 握手を済ませると長居は失礼だと思ったのか、T大の4人の医師と研修医が丁重な挨拶をして去って行った。
「待たせてすまない。夕食を済ませてからホテル帰ろうか?」
 心底済まなそうに謝る教授に祐樹の方が心配になった。こっそり囁く。まだ周りには人が沢山居たので・
「いいのですか?ゲストが接待に出なくても?」
「ああ、構わないだろう。大体私は講演を頼まれただけで、それはつつがなく果たせたのだから…それに、パソコン一台でも分かるが…どこも経営は厳しいみたいだな…。そんな病院に酒席を用意させるのは忍びない。私が帰れば皆自費で呑みに行くだろう…。」
 T大医学部長に挨拶をして本郷を後にする。
「済みません…天下のT大ですから2007年型が置いてあると思い込んでしまって…」
 うっかり祐樹は教授に命令された画像を2007年型のファイルで保存してしまい、余計な手間を掛けさせてしまっていた。
「どこも経営は苦しいんだ。考えてもみろ。この東京に有名病院が何件有るか…独占状態のウチの病院とは違う」
「ああ、そういえばそうですね。K大付属病院を始め、私立大学病院の方が有名かもしれません…」
「こちらの病院の経営状態はそんなに良くはない…」
「そうなんですか?」
「ああ、長岡先生の婚約者が調べた書類の中に経営状態が書いてあった」
「そんな書類、良く手に入りましたね…」
「彼女の婚約者の岩松氏は、厚労省に顔が利くらしい…」
 そんなやり手が、どうしてあの長岡先生と結婚したがるのか祐樹には不可解だったが、他人の趣味をとやかく言える立場ではない。
 タイユバン・ロブションでの食事を終えて、昨日から宿泊しているホテルに散歩がてら戻った。ここも17階以上は一般宿泊客は入れないシステムだ。
 18階の客室のドアを閉めた。欲情の余り声が掠れる。前を歩いていた彼も後ろを振り返ってくれた。
「先ほどの貴方の姿はとても扇情的でした。演壇に凛と立つ貴方を見ていて…誰も知らないこんな貴方の姿を見せたくないという思いと、見せ付けたいという思いがせめぎあっていました…」
 手を掴んで引き寄せた。彼も身体の力を抜いて凭れ掛かってくる。
「昨夜はお預けでしたから…」
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 もちろん、アド様の主要キャラももれなく出てきます~!
 続きが気になった方は、アド様のブログに今すぐレッツゴー!です。←寝てないのでテンション変です←いつもか(TT)色が変わっているところをクリックすれば、アド様のブログに行けますので♪♪

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 ただ、コラボは終ってしまったので、2人きりのホテル編になります~!


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こうやま みか

Author:こうやま みか
素人の完全な趣味で「ボーイズラブ」小説を書き始めました。
全然上手くないのですが、コメント頂ければとっても嬉しいです。
またヤフーブログが本館扱いで、こちらでは当面(ってイツ?)旧作を掘り起こして掲載していきたいと思います。
著作権は放棄しておりませんので、無断転載などは禁止させて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

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