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「気分は、下克上。」番外編-13


 このお話は、アド様のブログ小説「ひげめがねドクター」の登場人物とのコラボです~!が、しかし、2人きりのホテル場面なので「ひげめがねドクター」の登場人物は出て参りません!!
 時系列的には、「星川ナースとその黒幕が分かって、『表沙汰にしたくない教授は、皆を『一身上の都合』で退職させる人は退職させ、遠ざけるスタッフが遠ざけた」その上にずっと香川教授の好きだった相手が祐樹だと分かかって、2人がラブラブの時の出来事です~!!

 なお、不快に感じられる方もいらっしゃると思いますので、閲覧には十分注意して下さいませ。

 まかり間違っても読まれないように、「ごんぶろ」ブログ、ごんべえ様から綺麗なお花の画像をご本人様了解の上、掲載させて戴いております。
 なお、ごんべえ様のブログはこちら
 ↓ ↓ ↓
 
 「~ごんべえのちょっとおかしな写真~」ブログ

 綺麗で清楚な色気を放つお花や、素敵な詩、そして時々はグルメな記事をアップされていらっしゃいます!いつもその美しさに眩暈がします~♪

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「構わないって…」
「ああ、別に私は観光名所などに興味はないし、明日はずっと祐樹とこの部屋で過ごしても構わない。だから祐樹がしたければ、私は明日起きられなくても全く構わない」
 絶句した。彼は祐樹との行為でかなり馴染んでは来たものの、その上彼自身の先天的な体質のせいかかなり強引なことをしても受け入れることも出来るようになったものの、やはり初心者であることには間違いはない。
 溜め息を吐きながら祐樹は諭した。
「学会出張が阿部士長から杉田弁護士に伝わったことをお忘れですか?貴方も聞いていたでしょう?『東京の観光地を一つも見ずにホテルのベッドと天井だけを見て来るなんてことになったらグレイスでネタにしよう』と面白がっていたのを…」
「名所なら見ているではないか。レインボーブリッジは立派な観光地だ」
 窓の外に広がるレインボーブリッジのイルミネーションと祐樹の顔を交互に見て、少し拗ねたように教授が言った。
「しかし、私のお願いの一つは未だ叶えて戴いていません…」
「黒いシャツか?そんなものは大阪ででも買える」
「でも…この見知らぬ大都会で貴方が黒い絹のシャツを纏ったところを是非是非見たいのです」
 湯で温まった彼の健康的な血色の紅い頬を魅入られたように見詰めながら祐樹は言った。
「抱きたくなれば…抱いていいから…そっちで寝たい。祐樹が宿直で居ない時は仕方なく1人で寝ているが、祐樹が居る時はいつも同じベッドで寝ているので…すっかりそれが当たり前になってしまった…祐樹の体温を感じないと眠れない」
 いつになく頑固に主張する彼の顔はとても真剣で、ここは折れた方が良いと判断した。
「分かりました。こちらのベッドへ。但し、明日はどうあっても買い物に行きますよ」
 そう言いながらベッドの中央に横たえていた身体を端のほうにずらした。
 彼の顔が喜びの色を帯びる。いそいそとベッドに入って来る様子はとても幼げで、もし、この場に知らない人間が居て彼の社会的地位を聞くと驚くだろう。
「祐樹はどこに行きたいのだ?」
「いえ、特にどこ…とは決めていませんが。聡は」
 湯上りで良い香りを薫らせる彼の体温を感じて、快楽中枢が反応しているがそれは理性の力で何とかねじ伏せようと努力する、自信は無かったが。
「私も特にない。が、黒いシャツを買いに行くのだったら、六本木ヒルズとか…」
 確かに買い物目的だとそういった場所の方がいいだろう。が、重大な問題がある。六本木ヒルズは高級ブランドが沢山入っていると雑誌で読んだ覚えがある。そんなブランドで絹のシャツを買うとなると、財布が軽くなることは間違いない。
「もう少し廉価な場所はないでしょうか?」
 少し情けない声で聞いてみる。
「私は、祐樹が買って呉れるものなら、何でも嬉しいし、別に絹のシャツには拘らないのだが…」
「私が拘ります。やはり木綿のシャツよりも黒いシルクのシャツを纏う貴方が見てみたい」
「では帝国ホテルのアーケードはどうだ?あちらの方が少し安手のものが置いてある店があるかも知れない」
 どちらも祐樹にとっては敷居が高いが、帝国ホテルの雰囲気は見てみたかったので。
「では。帝国ホテルにしましょう」
「ああ、分かった」
 付き添いをしただけで、何もしていない祐樹と違い、教授はやはり疲れていたらしい。祐樹がパジャマ代わりに着ていたホテル備え付けの浴衣の胸元を握り、胸に顔をうずめる。すぐに安らかな寝息を立て始めた。
 髪の毛は洗ってタオルドライをしただけだったので前髪が聡明そうな額に貼りついている。彼の安眠を妨げないように、そっと髪を撫で上げた。ついでにその額に唇を落とす。その様子は無垢な色香を放っている。
「お休みなさい。良い夢を」
 まぁ、彼が横に寝ているからといって10割の確率でそういう行為をしているわけではなかったが…昨日は「学会の前日だから」と反論の余地のない理由で拒まれ、今日は今日で祐樹が彼の疲労を考慮して、たかが一回きりで止めて我慢した。
――明日は帝国ホテルで買い物をして直ぐにこちらへ戻って彼を堪能しよう――
 と、心残りをなけなしの理性で宥める。
「祐樹、朝だ。起きろ」
 彼の声がしていつの間にか熟睡してしまっていたことを知る。
「キスして下されば起きますよ」
 寝起きの掠れ声で告げ目を開けると、薄桃色の唇の感触を祐樹の唇が捉えた。と、同時に彼の白い顔のアップも。
 思わず背中に腕を回したくなったが、その直前に天真爛漫な笑顔を向けられた。
「朝食を食べて、買い物に行こう」
 その無邪気さに毒気を抜かれる。彼と付き合ってから、2人きりの時は恋人が年上でしかも職場では雲の上の存在だということを忘れそうになる。
「東京は…活気があって面白い街だが…。食べ物が…な」
 エレベーターで2階のレストランに下りて行く途中教授が呟いた。
「そうですね。やはり味付けが違いますよね…ただ、昨日の朝食ビュッフェに出ていた人参のソテー、あれは美味しかったですけど」
 2人とも関西、しかも京都の出身なのでどうも東京風の味付けは好みではなかった。このホテルの食事も美味しいとは思うのだが、何となく違和感がある。人参のソテーは唯一の例外だった。
 朝食を済ませ、帝国ホテルの場所を携帯電話の画面で確認した上で買い物に出かけることにした。確かに黒いシルクのシャツは売っていたが…どうも彼の肌を一際際立たせるものがない。数軒回って、試着させては「ダメです」と言われ続けた教授は辛抱強く試着していたが、とうとう堪り兼ねたように言った。
「どんな黒い絹がいいのだ?」
「黒いのですが、安っぽい絹の光ではなくとろりと光る黒いシャツが理想なのですが…」
「なら…私の行きつけのブランドにするか?あそこのなら気に入るかも知れない…」
「しかし、私の給料では…」
 教授が締めているネクタイのブランドは知っている。素晴らしく綺麗な光沢を発色させていることも。
「では、こうしよう。祐樹の誕生日プレゼントに色違いのシャツを贈るということで。それなら出費は半分に『計算上』はなる」
 彼に誕生日は知らせていないのに、さらっと彼の口から誕生日の話題が出たことに驚いた。



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「次が早く読みたい」とか、「頑張れ!」という印に二つクリックして下されば嬉しいです!管理人は次をスグに書こうという元気を戴いております!!

↓↓↓



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 この話はもともとはコラボ作品でしたが、作者の長くなる癖と、読者様のコメ&村クリックの二面の要因から一人歩きをしてしまいました。

 何が起こったのか詳しいことを知りたい方は、アド様のブログに今すぐレッツゴー!です。色が変わっているところをクリックすれば、アド様のブログに行けますので♪♪

  ↓  ↓  ↓  ↓
 最終回を迎えられましたが…アド様お疲れ様でした!!



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 今回は、色気がないシーンとなってしまいました。お礼企画と銘打っているクセになんて体たらくなのかと、、、自分の頭を豆腐にぶつけてしまいたい衝動に駆られています…。

 まぁ、自分の文才では、Hシーンも大したお礼にはならないかなぁと思っていますが…ただ、やはり、お礼企画が有った方がポイントもコメントも戴けて、とっても嬉しいものですから…。
 コメント、毎日のように寄せて下さっている方、感涙に咽びながら拝読しております。
村クリックして下さった方も本当に本当に励みになります~!
 黒い服は次回購入出来ます。そして祐樹は誕生日プレゼントで「色違いの服」をゲットです。さて、祐樹は何色の服を買うか…もし宜しければ、内緒コメででも構いませんので予想して下されば嬉しいです~^^
 続きを読みたい方~!是非ともクリックお願い致します~♪


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プロフィール

こうやま みか

Author:こうやま みか
素人の完全な趣味で「ボーイズラブ」小説を書き始めました。
全然上手くないのですが、コメント頂ければとっても嬉しいです。
またヤフーブログが本館扱いで、こちらでは当面(ってイツ?)旧作を掘り起こして掲載していきたいと思います。
著作権は放棄しておりませんので、無断転載などは禁止させて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

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