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「気分は、下克上。」番外編-14


 このお話は、アド様のブログ小説「ひげめがねドクター」の登場人物とのコラボです~!が、しかし、2人きりのホテル場面なので「ひげめがねドクター」の登場人物は出て参りません!!
 時系列的には、「星川ナースとその黒幕が分かって、『表沙汰にしたくない教授は、皆を『一身上の都合』で退職させる人は退職させ、遠ざけるスタッフが遠ざけた」その上にずっと香川教授の好きだった相手が祐樹だと分かかって、2人がラブラブの時の出来事です~!!

 なお、不快に感じられる方もいらっしゃると思いますので、閲覧には十分注意して下さいませ。

 まかり間違っても読まれないように、「ごんぶろ」ブログ、ごんべえ様から綺麗なお花の画像をご本人様了解の上、掲載させて戴いております。
 なお、ごんべえ様のブログはこちら
 ↓ ↓ ↓
 
 「~ごんべえのちょっとおかしな写真~」ブログ

 綺麗で清楚な色気を放つお花や、素敵な詩、そして時々はグルメな記事をアップされていらっしゃいます!いつもその美しさに眩暈がします~♪

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 祐樹にはイベントに拘る気持ちが全くない。しかも、自分の誕生日のことは綺麗サッパリ抜け落ちていた、特に祝う年でもないので…ああ、そういえば誕生日が近かったなと思い出した。
「どうして、私の誕生日のことをご存知でいらっしゃったのですか?」
「スタッフの経歴書に書いてあった。私は一回見たら覚えてしまうので…他の…例えば黒木准教授の誕生日まで暗記しているが。
 ただ、祐樹の誕生日については特別に覚えていた。一番大切な祐樹のだから」
 祐樹も記憶力には自信があるが、彼の記憶力とは比べ物にならない。昔、主流だったフロッピーディスクと、USBメモリー程の容量の違いがある。
 それよりも「一番大切な」とさり気無く口にされた言葉に、彼が無意識の殺し文句の達人であることを改めて自覚する。
 シャツが二枚になっても、計算上祐樹が得をするように見えるだけで、シャツ一枚分の値段はいくらくらいだろうと、少し怖くなった。が、幸いなことにボーナスは出たばかりだし、学生時代から住んでいたマンションを引き払って教授の家に住んでいる以上――以前、家賃は折半で!と主張したが聞き入れてもらえなかった過去があるのだ。何だか祐樹ばかりが彼に、たかっているようだったので気が引けたが――かなり財布は厚い。何とかなるだろう。
 清水の舞台から飛び降りる気持ちでそのブランドの扉を開けようとすると、警備員が開けてくれる。
 流石に世界でも指折りのトップブランドなのだと感心していた。
 教授の身に着けているものが自社のブランドだと目敏く察した感じの良い女性スタッフが更に微笑みを深くして教授に話しかけている。
「シャツはこちらのフロアでございます」
 そう言って白い手袋をした後に2人の後を付いてくる。
「色が沢山ありますね」
 教授が彼女に言うと、彼女は営業用ではない笑顔を浮かべる。とても面白くない。
「実は…」
 教授はお返しの積りで微笑んだのだろうが、彼女は頬を仄かに赤らめて声を低くした。
「私どものブランドも100年に一度の不況と言われる昨今では、やはり…」
 客足が落ちたと言いたいのだろう。それでシャツもたくさん残っているというわけだ。
「不況はこのブランドまでも押し寄せてきているのですか?それは深刻ですね…」
 病院経営に思いを馳せているのだろうが、教授が律儀に返事をする。
「どのようなシャツをお探しでいらっしゃいますか?」
 その声に教授は祐樹の顔を見た。
「黒いシルクのシャツだろう?あのコーナーに沢山有って良かった…」
 スタッフを伴って黒い絹のシャツを選んだ。彼には漆黒の絹のシャツを是非着て欲しかったので、一番黒いシャツをスタッフに指示した。
 実際に持って見ると、黒いのにほんのりと光沢があり、絹の質感が重い。これは今まで見てきた店に比べると段違いの品質の良さだった。彼の肌の感触と良く似ている。しなやかなくせに光沢を放つ、情事の時の身体。
――この黒いシャツを纏った教授はさぞかし綺麗だろうな…――
 それに、このシルクのシャツは材質の絹が違うのか、柔らかい上に絹の重みがかなりあるので、脱がせたら勝手に肌を滑って落ちて行きそうだった。
――シャツのボタンを全部外して、彼を横たえるか…あ、立たせたままでも良いな…をすると、絹のような白い滑らかな肌が、このシャツの自重によって滑り落ちて行くだろう…そうなるとかなり刺激的な眺めになる――白い肌や鎖骨の紅い情痕、そして胸の尖りを寄り一層引き立ててくれるだろう。
「これが良いです。試着して…サイズが合えばこれにしましょう」
 そう言ってスタッフにその一枚を渡した。
 教授が試着室に入って行くと、先ほどの妄念が甦る。
 チラリと値札を見て値段には驚いたが、彼にこれを着せたいという本能の疼きには耐えられない。それまで試着したどのシャツよりも彼の肌に映えるだろうから…。
 試着室の近くでスタッフと共に待っていると、彼の声がした。
「サイズはぴったりだ。今出て行く」
「いえ、出て来ないで下さい。サイズが合えば、それに決めましょう」
 慌てて制止した。
 やがて不審そうな顔をした教授が元の白いワイシャツを着て出てくる。
「次は祐樹だな…」
「ええ、どんな色がお好みですか?」
 彼はシャツが重ねられている棚に優雅に歩き出すと迷うことなく一枚のシャツを手に取った。
「これがいい」
 げっと思った。祐樹がこれを着たら――年齢は少し高いが――ホストに見えないこともない色だった。このブランドのイメージカラーである暖炉の火のようなオレンジ色だったので。彼の好みなら文句は言うまいと思って、引き攣った頬と声で言った。
「これですか……?お好みなら…これにしますが………」
「冗談だ。祐樹はこの色が一番良い」
 そう言って彼が選んだ一枚は上品な青だった。まるで富士山の後ろに有ってかの霊峰を引き立てるような神聖な空の青さのような。
 安心したが、彼が冗談を言うのを聞いたのは初めてのような気がする。何か有るのだろうか?
 両方とも仰々しいプレゼント用の包装は断って、ごくごくシンプルに包んでもらった。
 店を後にした時、2人は同時に口を開いたのだが、祐樹の方が早かった。
「どうして私がオレンジ色なのですか?そんなにちゃらちゃらして見えますか?」
 「見える」と言われたら結構傷付くだろうなと思いながらも聞いてみた。

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「次が早く読みたい」とか、「頑張れ!」という印に二つクリックして下されば嬉しいです!管理人は次をスグに書こうという元気を戴いております!!

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 この話はもともとはコラボ作品でしたが、作者の長くなる癖と、読者様のコメ&村クリックの二面の要因から一人歩きをしてしまいました。

 何が起こったのか詳しいことを知りたい方は、アド様のブログに今すぐレッツゴー!です。色が変わっているところをクリックすれば、アド様のブログに行けますので♪♪

  ↓  ↓  ↓  ↓
 最終回を迎えられましたが…アド様お疲れ様でした!!現在もお医者様(医療関係者と表現する方がいいのでしょうか?)モノを不定期連載されています。



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 今回は「お礼企画」とか言っておいて、全然色気のないシーンになってしまいました。
海よりも深く反省しています。その内←いつだ?このお礼は、改めてジックリと取り組みたいと思っております。
 祐樹のシャツの色、予想してくださった方(殆どの方が「青!」でした)コメ戴いた方、本当に本当に感謝しています~!!もうもう感謝感激です~!
 もちろん村クリックも♪これだけで頑張れます。
 が、明日はやふーさんのメンテナンスのため、記事作成が「深夜1時~朝7時」まで出来ませんorz
 閲覧は出来るようなのですが、コメはどうなるのか…はナゾです。しかし、やふーさんは前回のメンテは失敗していますし…ユーザーとしては、ちょこっと不安です。とにかく、記事投稿は無理なようですので、明日は更新出来なかったらスミマセンですorz

 続きを読みたい方~!是非ともクリックお願い致します~♪


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プロフィール

こうやま みか

Author:こうやま みか
素人の完全な趣味で「ボーイズラブ」小説を書き始めました。
全然上手くないのですが、コメント頂ければとっても嬉しいです。
またヤフーブログが本館扱いで、こちらでは当面(ってイツ?)旧作を掘り起こして掲載していきたいと思います。
著作権は放棄しておりませんので、無断転載などは禁止させて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

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