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「気分は、下克上」医師編-7(18禁)

「本当に、乱暴にしてもいいの?聡を壊してしまうかもしれない。そんな艶っぽい顔と身体…そして切なげな声で誘われると…抑えが効かなくなる」
「今日は…自分でもおかしなほど、感じている。何だか…快楽の階段を、一段上ったような…感じだ。こんな淫らな私を祐樹は嫌…か?」
 緋桜色の吐息と小さな声で囁いていた彼が語尾には不安を滲ませる。
「いえ、私だけに対してこんな淫らな気分になるのでしょう?」
 腰を数センチ彼の中に挿れる。彼の肉厚で極上の熟れたシルクを思わせる内壁がこれまで以上の密着度で祐樹自身に絡みつく。その内壁が祐樹を奥へ奥へと誘うためにうねっている。
「ああ…いいっ…もちろんだ。祐樹以外にこんな激しい欲望を感じたことは生涯に一度もない…っ」
 腰の動きを止めた。この際だから過去の恋の話を聞きだそう。
「激しい欲望…はとても光栄だし、嬉しい。けれど…欲望を感じた人は過去にも?」
「う…動いてっ…」
 彼のあえやかな嬌声が部屋に降る。後ろを振り返って祐樹を見る眼差しも緋桜の妖艶さと動かないことに対する不満げな光を宿している。
「過去に感じた欲望がどんなものだったか教えてくれれば…お望み通りに」
 1cmほど腰を進めた。相変わらず、いや以前よりも彼の濡れたシルクのうねる感触は祐樹自身を惑わせる。
「笑わない…か?」
「笑う?もちろん笑わないですよ。聡が正直に話してくれるなら」
 肉体の欲望に関して「笑う」と懸念した彼に正直戸惑った。彼の経験値が低いことは知っていた。
「あの人と付き合ったらどんな甘やかで良い気分になるだろう…と思った人が数人居た」
 動作が止まる。それを「欲望」と呼ぶのだろうか?イマドキの高校生だってもっと赤裸々な欲望は持っていそうだ。だが、「笑わない」と約束した以上、笑うわけにはいかない。
「そうですか…なら、私が聡に全部快楽を教えたことになりますね。もっと、深い快感を教えてあげる。両後ろ手を私の肩に置いて、左足はそこのソファーに」
 脚を広げると当然彼と繋がっている場所が露に見える。彼の入り口の淫らな伸縮と自分のモノが密着している光景に眩暈がしそうなほど感じた。
 彼は震える手で祐樹の肩を掴む。祐樹の肩が命綱でもあるかのように力強い力だった。
「動きます…痛かったら言って…括約筋はデリケートだから」
 彼の後ろ髪が縦に揺れた。頷いた証だった。
「あっ…。…もっと強くてもっ…大丈夫」
 祐樹が腰を動かすたびに彼の手も揺れる。その振動とシンクロして彼の内壁もしなやかに祐樹のモノに絡まる。桜色に染まった彼の手が上下に激しく動く様子が視界に入る。
 その手の色が桜色から緋桜色に変わっていく。
「とても…イイ。聡の中は本当に天国に居るようだ。ああ、また濡れたシルクが以前よりももっと大胆な動きで…私を誘っている」
 呼吸を荒げて彼の耳に睦言を囁く。その声に、また彼の濡れた内壁が祐樹自身を絶妙の力加減で締め付ける。
「そう…祐樹をもっともっと奥まで誘いたい。身体も…そして出来るなら精神も」
「もっとキツくしていい?
 それに聡は欲張りなんですね。もう貴方なしではいられない私なのに」
 彼のしなやかな背中が嵐に遭った若木の趣きで仰け反った。
「もっと…奥まで…強くしても良いから…」
 あえやかな嬌声が祐樹を誘う。一度抜いてから大きな動きと力強さで突こうと腰を引く。
「ああっ…抜かないでっ、欲しい」
 切なげで艶っぽい声と、内壁の動きが祐樹を引き止める。
「一度、抜いてから…思いっきり突いてあげる」
 両手で彼のそれぞれの胸の尖りを下から上に扇情的に撫で上げる。艶やかな緋桜色の吐息と共に彼の肢体が撓る。左手を胸から下に辿らせた。彼の肢体が水揚げされた太刀魚の動きに変化する。
 全く触っていないのに彼自身も育ちきっていた。先端部分は期待の水分が滴っている。
「こちらも、もう準備万端だ…。触りながら突いた方がいい?」
「いや…私の中だけで…祐樹を感じて…極めたいっ」
「聡…どんどん貴方を愛してしまいます。そんな健気な言葉を聞くと…」
 祐樹自身を全部抜くと彼の匂いやかな細い肢体は心棒を抜いたように床にくずれおちた。先ほどからソファーに預けていた脚は大きく震えてはいるもののその場所に留まっている。
 彼の秘密の場所がかなりの広さで見える。緋桜色に濡れた内壁が先程の乳液の白さと相俟ってとても綺麗だった。釣り上げた魚の口に似て開閉を繰り返している。祐樹を求める淫らな動き。
「立てますか?それとも、床で?」
「床で…。ただ、私もすぐに絶頂を…その時は…」
「ええ、貴方のモノは床には零しませんから」
 淫らな約束を交わすと、彼は緋桜色に染まった肢体をゆっくりと動かした。ペルシャ絨毯の上に肩を預けて肩甲骨や汗に濡れた瑞々しい背中を祐樹の方に向ける。その動作一つ一つが熟した桃から果汁が滴る色香を放つ。
 指は彼の双丘を外側から開いている。その様子は散らされるのを待っている八重桜の淫蕩さだった。
「聡の中で、私を感じて…」
 声がどんどんと掠れていく。
「ああ。たくさん感じたい」
 彼の小さな切なげな声も欲情に濡れている。
「あっ…いい。それをもう一度…」
 彼の胸を愛撫がてら固定して一気に強く押し入った。彼の背中が綺麗に反り返る。祐樹も絶頂寸前だ。
「そう…これがイイの?こっちよりも?」
 浅い部分を細かくスライドさせる。同調する内壁が祐樹をひたりと包み込んで放さない。
「あっ…ダメっ…おかしくなりそう…だっ」
 彼の後ろ髪から汗の雫が水晶のネックレスを千切った感じで飛び散った。細い首筋も紅く染まっている。
「おかしくなって…私も聡に狂っている」
「もうっ…」
 彼の肢体が強張った。極みを耐えている風情はとても淫靡で、そして健気だ。
「いいですよ。解放してください」
 浅い部分を熱狂的に突付く。彼は肢体をぶるりと震わせた後、色付いた小さな声を上げて祐樹の手の中にしぶきを放つ。
 と、同時に祐樹も大きく彼を穿った。絶頂の後の弛緩を許さずの突き上げに彼の内壁が今までにない動きで祐樹を頂きへと誘う。彼の手が祐樹の手を捜している様子だ。
 祐樹は彼の指を根元まで握り締めた。
「おかしくなる…。けど…もっと強くっ…奥までっ…突いてっ」
 彼の背中が淫靡な緋桜色に染まっている。その背中が何度も反り返る。
「ええ、おかしくなって下さい。聡…ずっと、傍にいてください。愛しています」
 繋ぎ合わせた手の力が強くなる。一言ごとに彼の中を深く、強く穿つ。
「もうっ…一度達くっ。私も…愛しているっ」
 彼の声も制御が外れたらしく高くなったり低くなったりだ。もっと深い結合を望む彼の腰が揺れている。
「私も。一緒に…」
 一際強く深く突いた。彼は背中を限界まで反らせた後、祐樹の手の中に再びの絶頂の証を放つ。
 祐樹も彼の中に放埓の証を注ぎ込んだ。
 祐樹の身体が彼の緋桜色の肌に重なった。息が整うまで両胸のルビー色の尖りをもっと硬くしようと駄々っ子めいた執着心で無心に愛撫する。そして魂から出た言葉を告げる。
「聡…愛しています」
 言葉が固体となって彼の耳や脳に残って欲しいと切実に思った。



この話はヤフーブログで終了した「気分は、下克上。」の続きです。
29歳にしてアメリカで天才心臓外科医として世界的名声を欲しいままにした香川聡が、母校であるK大学病院に教授として招聘されることになったことに反発を持った研修医田中祐樹(27歳)が色々あった上に恋人同士になったその後の話しです。
すっかりラブラブになった祐樹と香川聡の二人を楽しんで戴ければ幸いです~!



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テーマ : 自作BL連載小説
ジャンル : 小説・文学

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こうやま みか

Author:こうやま みか
素人の完全な趣味で「ボーイズラブ」小説を書き始めました。
全然上手くないのですが、コメント頂ければとっても嬉しいです。
またヤフーブログが本館扱いで、こちらでは当面(ってイツ?)旧作を掘り起こして掲載していきたいと思います。
著作権は放棄しておりませんので、無断転載などは禁止させて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

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