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「気分は、下克上。」旅行編-31(15禁)






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 事前に調べて来た通り治安は良いようだった。すっかり情欲の蘭の色に染まった彼の吐息を耳に心地よく聞きながら祐樹も心拍数が上がっているのを感じた。
 危険な感じのする人間には1人も出会わなかった。日が昇っている時に歩いた芝生も日本よりも緑が濃く、そしてゴミ一つ落ちてない点も日本とは違う。ちなみにゴミを捨てれば罰金というのは公共の場である道路のみで、芝生には多分適用されないと思うのだが。
 奥まったところに一本の大きな木があった。辺りには全く人の気配はしないが、門を入ったわけではないので散歩道に付随している広場だろうと思う。それらのことを考慮して、少しくらい羽目を外しても大丈夫だろうと、希望的観測を抱く。
 そこに座って、彼の腕を誘導して後ろ向きに座らせた。向かい合っていないのが少し不満そうな吐息を零したが。それでも胡座をかいた祐樹の太腿の上に座り込むと、今までは力を振り絞って歩いてきたのか、安堵の吐息と共に祐樹の胸に背中を預けた。彼は長く細い脚を投げ出している。
 彼の耳に不埒な質問を媚薬のように流し込んだ。
「今から胸の尖りを愛撫しますが…服の上から?それとも直接触って欲しい?」
「直接…が…いいっ」
 先ほどまでの愛撫ですっかり艶の増した密やかな声が訴えかける。
「多分…ね、そのまま触るよりも、濡れた手で触るほうが聡は感じる。だから…私の人差し指と中指を舐めて濡らして下さい。それと、私の手は使えませんから、ボタンをご自分で外して下さい」
 右手を彼の冷たいが欲情に濡れた吐息を吐く唇に触れさせた。彼の舌が祐樹の指に絡みつく。祐樹の指をまるで祐樹自身であるかのように唇と舌、そして口腔と咽喉で味わっている。舌が祐樹の指の付け根を掠めた時、祐樹の背中にも快感の小波が走りぬけた。
「そう…上手ですね。右手はもう充分ですから左手も…ボタンは外せた?」
 指を解放した彼の唇から吐息と共に小さな呟きが零れる。
「外した」
 その声も蘭の妖艶さと淫蕩さが薫るようだった。
 右手を早速彼のシャツの隙間に入れる。かなりのボタンを外しているのだろう。比較的自由に動ける。右の尖りはすっかり育ちきっていて慎ましやかながらも指で転がせる。敏感な先端部分のコリコリとした感触を楽しんでいると、左手に絡んだ舌が快楽を追っているのだろうか…自ずと止まっていた。
「右だけでいいの?左の尖りは放置していても平気ですか?」
 彼が嬌声とも吐息とも取れる艶やかな呼吸を聴覚だけでなく触覚でも感じる。これは新鮮な感覚だ。左手も右手と同じように咽喉元まで取り込まれた。祐樹の手を舌で湿らす水音が木の葉の擦れる音と共に聞こえてくる。猫がミルクを舐める音と似ているがそれよりも扇情的な音だった。
「もう充分です。後は私がしますから…」
 そう言うと、名残惜しげに指に絡んだ舌が外される。祐樹が左手も彼の先端部分を転がすと、彼の背中がたわむ。と同時に両腕が後ろに回り祐樹の肩に縋る。
 小さな小さな胸の突起だが、両方とも摘まんで上下に扱く。彼が感じることは分かっていたので。
 彼は色付いた小さな吐息を止め処なく零している。その息遣いがとてもそそられる。
 両方をきゅっと捻ると彼は細く長い脚も動かした。どうやら不随意運動らしい。
「脚まで感じているの?その反応は初めて…ですよね?」
「…っ…何だか今日はいつもよりもっ…かん…じるっ」
 捻る動きから円を描く動きに変えた。彼はもう首筋に汗の雫を滴らせているのが夕闇の中辛うじて分かる。確かにいつもよりも汗をかくのが早い。気温のせいかと思ったが、他は汗をかいていないので恐らくは快感のせいだろう。
 円を描ききる度に、彼の脚がひくりと跳ねる。祐樹が彼に似合う色を探して贈ったスラックスが予想を超えた動きをしてくれている。そのことも純粋に嬉しい。
 摘む力を強くして尖りを括り出すようにすると、背中と脚がしなった。彼の吐息もますます切なく艶やかなものになる。
 彼の開いた脚の角度が先程よりも明らかに鈍角になっている。これでは彼の秘密の場所に祐樹がこっそりと残した所有の証の液体もかなり滴っているのではないだろうか?
 脚をもっと開かせるために、彼の熱が伝染した声で囁く。
「指だけで…良い?舌と唇でも貴方を愛したいのですが…?」
 南国の熱を冷たい体の奥に隠している彼は、すらりと身体の向きを変えた。祐樹の膝の上に乗る。彼の薫る肢体は瑞々しい上半身の胸の部分だけを露わにしていて。野外ということもあって全裸よりももっと祐樹を誘う甘美な麻薬だった。暗闇に支配されつつあったが、彼の白い肢体と鎖骨上の情痕の紅さはぼんやりと見える。そしていつもよりも切なげに眉を寄せて悦楽の波に耐えている彼の清潔さが程好くブレンドされた妖艶な顔も。
 これは途中で止められないかもしれない…。危険な情動を起こさせるには充分過ぎるほど彼はいつにも増して綺麗だった。汚したいという危険な気持ちを惹起させる脆くて綺麗な色香を放っていた。



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綺麗なお花が満開の「ごんべえ」様から画像をお借りしております。
「ごんべえ」様のブログはこちら。綺麗なお花にグルメ記事と素敵なポエムが沢山有りますので~!「ごんべえ」様、いつも有り難うございます~!

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 同好の方は思いの丈を語って頂ければ嬉しいです。
 今回は、お礼小説というよりもお詫び小説です。更新の時間が滅茶苦茶で、しかも短いものしか書けなかったので。。
 こんなのでお詫びになるかどうか分かりませんが…



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こうやま みか

Author:こうやま みか
素人の完全な趣味で「ボーイズラブ」小説を書き始めました。
全然上手くないのですが、コメント頂ければとっても嬉しいです。
またヤフーブログが本館扱いで、こちらでは当面(ってイツ?)旧作を掘り起こして掲載していきたいと思います。
著作権は放棄しておりませんので、無断転載などは禁止させて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

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