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「気分は、下克上。」初詣編-8(18禁)






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 彼の肌理の細かい白い肌が温泉に入ったことと恐らくは絶頂に達したせいで紅色に染まっている。いくぶん濡れたうなじの黒髪をそっとかき分けて普通にしていれば絶対に見えない場所に口付けた。肩幅は標準的ではあるものの肉付きは薄い肩が悦楽にゆうらりと揺れる。唇で啄ばみ幾分強く吸うと彼の細く紅い首がしなやかに反る。
 その肩に牡丹雪が散っている。
「寒くない?」
「大丈夫…ただ…」
 積るほどではないが、雪に降り込められると静謐な雰囲気が露天風呂を支配する。水墨画の世界に彼の艶やかな素肌だけが鮮やかだ。
「ただ?」
 彼の望みを知っていての意地悪な問いかけに彼は振り向き、両手を祐樹の頭に回してゆっくりと唇を重ねる。間近で見交わす瞳は思わず吸い寄せられる魅力に満ちている。彼の身体ごと祐樹を惹きつけて止まない不思議な吸引力の持ち主だ。この目に魅入られると祐樹は抑えが利かなくなる。先ほど湯で散々解した彼の祐樹しか許されてない場所の入り口をリズミカルに刺激する。
「貴方の中に挿りたい…許して下さいますか?」
 唇を僅かに離して懇願口調で言う。彼も幾分掠れた声で囁いた。
「私も…身体の中で祐樹を感じたい」
 すっかり昂ぶった身体は先ほど気にしていたお湯が入ってくるのも気にならないようだった。だが、湯から出ると流石に寒い。露天風呂なので湯当たりはしないだろうが…
「部屋の中で…で構わない?貴方が風邪を引いてしまうと困るから…」
「ああ。どこででも…」
 旅館備え付けのタオルでざっと身体を拭いてから彼に浴衣を着せ掛けて室内に入る。羽織っただけの浴衣から彼の艶めく素肌がちらりと覗いて官能的な気分を煽る。特に紅く色付いた鎖骨の情痕と紅珊瑚色の胸の尖りや半ば育った彼自身がとても艶かしい。
 主室とは別のベンガラ色の部屋に行く。普段は何に使う部屋かは分からないが、昔あった――今でも京都には観光用として残ってはいるが――遊郭にでも来た錯覚を覚える部屋だった。
 紅い色が彼の肌にも映えてとても色っぽい。
 祐樹が思いも寄らなかった彼持参のバスタオルを敷く。彼は赤い壁に身体を預けて祐樹の動作を見ている。唇が乾くのか舌で普段より紅く色付いた唇を湿らす様子に祐樹の胸の鼓動も高まる。
 何かが沸騰するのを待つ静かで熱い時間が流れる。人間は空間の雰囲気に左右される生き物だということを再確認する不思議な時間。
 その静寂を破ったのは意外なことに彼の方だった。浴衣を羽織っただけの祐樹にやおら近付くと細いが力強い指で布を落とす。と同時に耳元に吐息混じりの囁きを零した。
「祐樹…欲しい…多分…大丈夫だから…」
 横目で見る彼の肌は羞恥とも官能ともつかない紅色に染まっていて匂うようだった。堪えきれずに床に押し倒す。
 彼の肢体に中途半端に絡んでいる浴衣が全裸よりも却って扇情的だった。
「とても綺麗だ…綺麗な貴方をもっと見せて…」
 彼のすんなりと伸びた足を割り開く。視線が熱をもってでもいるように祐樹が見た場所は紅の色が一段と濃くなる。唇で鎖骨の情痕を強く吸うと彼の背中が嵐に遭った若木のようにしなやかにたわんだ。背中に縋った手の力が強くなる。彼の秘密の入り口はすっかり綻んでいる。そっと指を進めるといつもよりも熱い花弁が祐樹の指に吸着する。やはり湯のせいで彼の内部もすっかり準備を整えたようだった。
 紅珊瑚の尖りを周りごと舌で愛撫すると、触れていない方までもが硬度を増している。上から聞こえる彼の嬌声も小さい官能の炎をまとっている。浴衣から覗く彼自身も待ちきれない涙の露を零していて、赤い部屋に二人分の湿った水音が艶かしく響く。
「もう少し…腰を上げて下さい。それとも…貴方が上になる?その方が貴方も好きなように動けますよ?私はどちらでも構いませんが…」
 媚薬めいた口調でそそのかす。どちらかというと彼は上を好むことは知っていたので。
「祐樹…は…どちらが…好きなのだ?」
 確認する口調はたどたどしい幼児めいた無垢さと性に爛熟した貴婦人の妖艶さを思わせる。脳が沸騰する気がした。
「上が良いですね。その方が聡も十分に飲み込める」
 彼の腰に両手を添えて体の位置を変えた。彼が挿れ易いように足は曲げたままで。
 その足をよすがにして彼の艶めく肢体が徐々に祐樹自身に接近する。祐樹の先端が彼のシルクの感触を持つ内壁の入り口に触れた。最も感じやすい場所は彼の先ほどからの痴態で先走りの露に濡れている。息を詰めていたのは祐樹の方で、彼は紅色に濡れた吐息を零して太い先端部分をなじませる動きをしている。彼の細い腰に手を当てて彼が無茶な動きをしないように力を加減する。何しろそんなに馴らしてはいない上に潤滑油も今日は使っていなかったので。
「大丈夫…だから、その手を離して…」
 健気な言葉につい手を離してしまう。その代わり密やかだがはっきりと宣言した。
「聡、貴方を愛しています」
 彼の花びらがその言葉と同時に開き、祐樹自身をひたりと包み込むと最奥へと誘う熱い動きを開始した。
 その動きと連動して彼の唇も細く幽かな嬌声を零し快楽の深さを知らしめる。
「私も動いて、いい?」
 密着した熱いシルクの肌触りと紅に染まった彼の肢体、そして瞳を閉じている代わりに半分開いた唇から洩れる声に煽られて祐樹自身のタガも外れた。
「動いて…。そして…」
「ええ、ココですよね」
 彼の前立腺を深く抉ると彼の肢体が大きく跳ねる。白い液体が祐樹の肌に注がれた。その粘液も壁の色のせいで紅く淫らに染まっている。脱力した彼の肢体だったが、容赦せずに腰を突き上げると彼の内壁はむしろ嬉しげに祐樹を受け止め続けた。
 お互いの吐息と湿った身体を貪る音が官能的な部屋に雪のように降り積もっていった。

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綺麗なお花が満開の「ごんべえ」様から画像をお借りしております。
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 すみません。まだ元気になってないので、こちらの更新だけです。
 全然色っぽくないのが悲しいですが。
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こうやま みか

Author:こうやま みか
素人の完全な趣味で「ボーイズラブ」小説を書き始めました。
全然上手くないのですが、コメント頂ければとっても嬉しいです。
またヤフーブログが本館扱いで、こちらでは当面(ってイツ?)旧作を掘り起こして掲載していきたいと思います。
著作権は放棄しておりませんので、無断転載などは禁止させて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

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