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「気分は、下克上。」初詣編-9(18禁)






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 かつての遊郭を彷彿させる部屋――と言っても京都に残っている遊郭の部屋はもっと豪華かつ色っぽい雰囲気だったが。あの部屋でこういうことをすればまた違った趣きの彼の艶で姿が見られるだろうが、あそこではシックな青を基調にしたとても綺麗な螺鈿の貝の煌きが印象的だったのをおぼろげに思い出す。しかし、既に観光地になっていて行為は不可能だ――の紅色の光を受けて彼の白い肢体は輝くばかりの艶っぽさを見せている。大粒の汗の雫が鎖骨上の情痕や紅色の珊瑚玉よりもコリコリと尖った胸の二つの飾りや、その周辺に祐樹の付けた紅い情痕に、水晶の首飾りの紐が解けて散ったように宿っているのも悩ましい。
「聡…今日は、お湯のせいか…いつもよりココが柔らかく吸い付いて…」
 ココと発音するのと同時に腰を突き上げた。
 汗の粒を散らして彼の背中が弓形にたわむ。外れない用心か、彼の腕は祐樹の背中に回り力強く巻きついている。それに彼の濡れたビロードも祐樹を優しく包み込む。
「ああっ…いいっ…」
 彼はソノ最中もこれ見よがしな大声を上げることはない。聞きようによっては辛そうな細い声で快感を伝えるのが常だ。
 祐樹の身体の上に乗り、祐樹にしがみ付きながら上下に激しく動く彼の肢体は紅色に染まっていてとても綺麗だった。そして、下から見る彼の秘密の場所――祐樹が激しく擦ったこともあって――はいつも以上に紅く熱く祐樹を誘い込む動きをみせている。周辺が白い肌なのでそのコントラストも目の毒だ。
「今日の聡なら…大丈夫そうだ…上下ではなく…前後に動いて下さい」
 彼の動きがこきざみなものになる。
「ぜ…前後?」
 瞳を閉じて悦楽を味わっていた彼が不安そうに目を見開く。睫の影すら色香を湛えている。
「ええ、前後。出来るでしょう…今日の聡なら…」
 男女の行為と違って動かす余地はあまりないのだが。順応力と身体能力と彼の特別な内壁、それに今日の彼の乱れ具合からすると出来そうな感触はある。
 彼に考える余裕を与えまいと、右手の中指と人差し指を立てたまま彼の唇に近づけた。
「この指を私のコレを思って、愛撫して…」
 コレと発音した時に渾身の力を込めて彼の内壁を突き上げた。その一突きはかなりの悦楽を彼に与えたらしく頭を強く振って全身を波打たせた。髪からも紅く染まった肢体からも汗の雫が飛び散った。
 彼は噛み締めていたせいと先ほどからの唇による愛撫のせいで紅くなりいつもよりも腫れた感触の唇から紅い舌を出す。中指の先端を尖らせた舌でチロチロと舐める。そして人差し指も。面積は小さいものの尖らせた舌の濡れた感触は祐樹の背筋に新たなる電流が走った。
「とてもイイ。そのまま続けて…そして聡が満足したら、全部を口の中へ…」
 腰をゆっくりと動かして彼を唆す。彼は指を祐樹自身と同じ手順で舌を這わした。指の周りを尖らせた舌で突付き、舌全体でぐるりと一周する。特に指紋の部分は念入りに。普段、何気なく使っている指も性感帯になるのだとつくづく思う。それから二本まとめて口の中に招かれる。舌と頬の筋肉を使って念入りに愛された。
「一回、抜きますが…いい?」
 前後に動くというのは初めてのことだ。指で試してから祐樹自身でと考えていたのだが。
言葉通りに腰を引いた。が、彼のビロードの内壁は素晴らしい吸着力で祐樹を放さない。
「だめ…だ。前後に動かせば…良いのだな…」
 指を舐めていたせいで唇に唾液が光っている。それを高貴な猫の仕草で舐め取ると彼はゆっくりと前後に腰を動かす。
 普段とは違った快楽に祐樹も呻いた。彼の内壁も戸惑った伸縮をしている。彼は大きく息を吸って前後の動きを試している。
「とても…いい…聡…は?」
「私も…前に当たって…とてもっ」
 彼は祐樹の方に肢体を倒した。紅色の突起が祐樹の顔の直ぐ傍に来た。吐息も紅く濡れている。
「そろそろ…私も限界っ…胸…触る方がいい?それとも舐める方が?」
 彼の濡れたビロードがビクビクっと波打つ。油断すると彼の紅い内壁に白濁を放ってしまいそうになる。
「触って…口は…キスして…欲しいっ…」
 言葉は可愛いおねだりだったが、身体は淫らに揺れている。前後に揺らすことで彼自身も刺激されている。後ろだけでも絶頂を極めることの出来る身体に祐樹が変えたが今日は両方ともの刺激に今にも弾けそうだ。
 お互いの汗が身体だけでなく心も濡らしていく。
「分かりました」
 彼の唇で濡らした手を胸の珊瑚玉よりも綺麗な尖りの先端をリズミカルに優しく叩く。彼のぷっくりと膨れた唇と祐樹の唇を合わせた。尖らせた舌で唇をなぞっていると、彼の口が僅かに開き、舌の先端を感じる。先端同士を舐めてから甘く噛んだ。
 彼の肢体が極める直前の硬直を始める。祐樹もそうは保たないことも分かっている。
 背中に縋った彼の手が汗で滑ったのか、宙に優雅なラインを描く。その手を捕まえてしっかりと握った。もう片方の手も彼の方から指を絡めてくる。
 後頭部が真っ白になる錯覚を覚えた。彼も紅く染まった肢体を大きく反らせている。
 達する声は一つになった唇の中に吸収された。
 彼は祐樹の身体に脱力して倒れこみ、祐樹は繋いだ両手を一回力いっぱい握った。名残惜しげに手を離して彼の背中を優しく撫でた。
「とてもよかった…聡は?」
「私も…とても良かった。今までで一番感じた…」
 汗の雫が浮く額に口づけていると、彼はくすぐったげに受けていたが、顔の位置をずらして唇にキスをねだる。その様子も部屋の雰囲気と相俟ってとても扇情的だ。紅潮した端正な顔に汗の粒が艶かしい光を放っている。
 ひとしきり口付けを交わしていたが、ふと彼が唇を離す。
「ノックの音がしないか?」
 不審そうに眉をしかめた彼の言葉を確かめようと耳を澄ます。本当に控えめなノックの音がする。
「そういえば…今、何時ですか?夕食は部屋に持って来ると仲居さんが言ってましたよね?」
 二人して情痴に耽っていたせいで時間の感覚がなくなっていた。旅館というのはこの辺が厄介だ。途方に暮れた彼の顔を見て自分も同じような顔をしているに違いないと思った。


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 体調を治してから、新作に取り掛かります。新作はただ今練り練り中です~!
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こうやま みか

Author:こうやま みか
素人の完全な趣味で「ボーイズラブ」小説を書き始めました。
全然上手くないのですが、コメント頂ければとっても嬉しいです。
またヤフーブログが本館扱いで、こちらでは当面(ってイツ?)旧作を掘り起こして掲載していきたいと思います。
著作権は放棄しておりませんので、無断転載などは禁止させて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

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