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「気分は、下克上。」医師編 春-26(15禁)

 甘い脅迫の言葉を耳に流し込む。
 焦らせば焦らすほど深い悦楽を感じることは経験上知っている。
「分かったっ…けど…自信はっ…ない」
 後ろ手に祐樹の髪を掴んで舌を絡ませあう彼の表情もいつも以上の快楽を感じているのか大粒の涙の雫が睫毛に宿っている。普段は身体が一つに繋がった時にしか涙は見せないというのに。
 腰を動かして、思わせぶりに彼の秘密の場所に先端を挿れる動きをする。彼のすっかり綻んだ蕾は待ち構えた動きで祐樹のモノを誘い込もうとする。彼の内部は濡れた厚いシルクがひたりと吸い付いてくるようで、祐樹自身を天国に連れて行ってくれる。が、それも我慢だ。直ぐにソコから離れて、彼自身の裏筋を擦る動きを開始する。不満げに彼の薄い肩が揺れる。お湯で温められた鎖骨の情痕がよりいっそう緋色の瑞々しさを増す。とても綺麗だった。
「聡の入り口…お湯の中ではいつもこうなの?」
 素朴な疑問が湧く。祐樹も彼の中に入りたかったが…それでは焦らしていることにはならないので、なるべく長く言葉を交わすことにした。
「こうって?」
 バスルームの中だけに声が反響する。彼の色香を感じさせる声もいつも以上に香り立つ。
「だから…お湯に入ると、入り口が開くかどうかです。それだと不快でしょう?毎日一緒にお風呂に入れませんから」
 祐樹は毎日のように自宅に帰ることはない。救急救命室の勤務や、正式な医師となって主治医を任せられた患者さんも多いので宿直勤務も多くなった。教授は宿直勤務のないポジションだ。といっても、学会準備などで執務室に泊り込みの仕事をしていることは知っているが。
「こんなになるのは…祐樹と…一緒の時…だけっ」
 悦楽の緋色に染まった声が浴室に響く。その小さく訴える声と、彼の紅く染まった滑らかな頬を流れる涙の川が彼の乱れ具合を余すところなく表現している。
「そう…それは嬉しいな。もっと気持ちよくさせてあげる。立てますか?」
 彼の綻んだ秘密の場所と、先っぽを両方の手でくるくると愛撫する。彼の紅色に染まった肢体が祐樹の胸の方に反った。足もお湯を弾いている。
「感じすぎて…立てないっ」
 これからの行為を想像したのか、緋色の吐息が切なげに揺れる。
「仕方ないひとですね…。では、身体の位置を反転させて、私の肩にしっかり掴まって」
 ゆっくりと肢体を反転させる様子が物憂げでいて瑞々しい色香を醸し出す。涙の川を唇でなぞる。特に睫毛は念入りに。
 彼の肢体が幽かに震えている。両手をしっかり繋ぐと彼は安心した吐息を零した。
 神経質な震えは取れたようだった。
 洗い場に彼の肢体を移動させる。Rホテルの乳液を指に取り、彼の鼻に届くように指を動かした。
 彼の緋色の眼差しも期待に揺れた。
「少し、腰を上げて…そう。上手ですよ…」
 右手で彼の綻んだ秘密の花びらに乳液を塗りつける。そのついでに彼の体内にも指を挿れる。
「ああ、すっかり待ち望んでいますね。ひくりひくりと私の指を絶妙の力加減で誘っている」
「ゆ・・・祐樹が…欲しいっ」
「折角のリクエスト嬉しいのですが…。聡も充分育ちきっていますよね…胸のルビーの小粒も、聡自身も…先端から涙まで流して、とても綺麗です」
「だから…っ」
 手折られるのを待つ薔薇の色香を滲ませた声が浴室に反響して祐樹自身を誘う。
「天国に連れて行って上げますよ…。でも…その前に…」
 彼を床に座らせた。彼の緋色に染まった切れ長の瞳が不満げに揺れた。彼の後ろに回り込み、シャワーを髪にかける。シャンプーを掌に取ると、頭皮をマッサージする。
「これも気持ちいいでしょう?ここは視神経のツボです」
「気持ちはいい…けどっ…」
 切羽詰った嬌声が切れ切れに聞こえた。
「頭、綺麗にしましょうね。それに、だいぶ凝っていますよね…。先にこちらから解してあげる」
 彼の緋色に染まった切れ切れの嬌声に嗚咽が混じる様子もとても風情がある。
 祐樹自身も限界を訴えていたが、それよりも彼を限界まで焦らして彼に今まで以上の最高の快楽を与えて今日の記憶を取り払いたい。
「もうっ…待てないっ…早く…祐樹が、欲しいっ。欲し過ぎて…頭が…ヘンになりそうだっ」
「そう…そんなに欲しい…の?シャンプーを洗い流したら…お望みのモノを上げる」
 彼の薄い肩が切なげに震えた。満開の桜の木が風に散らされるのを待っている様子にも似て。





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テーマ : 自作BL連載小説
ジャンル : 小説・文学

コメント

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No title

(*/∇\*)キャ~~~~!!!
エロスみなぎってます……!
祐樹の焦らしプレイに悶える教授。
教授が色っぽい、そして可愛い~~!!
教授の頭が変になっちゃう前に何とかして上げて♪
そして仕事上のショックから立ち直らせてあげて欲しいです。

みかさんあまり調子が芳しくないご様子ですが、大丈夫でしょうか。
できるだけお休みになってくださいね。

Re: No title

りりさん


> エロスみなぎってます……!

いえいえ・・・私のエロは生ぬるいのでヾ(;´▽`A``
りりさんのように簡潔かつ色っぽい表現に憧れます。゚+.(・∀・)゚+

> 教授の頭が変になっちゃう前に何とかして上げて♪
> そして仕事上のショックから立ち直らせてあげて欲しいです。

 仕事のショックを忘れさせるための渾身のエッチ…なのですが、ちゃんと表現出来ているかとっても不安です( ̄□ ̄;)

> できるだけお休みになってくださいね。

 ご心配有難うございます。リアルで疲れて居る時はやはり精神的にも余裕がなくなりますね。現実逃避のネットのハズが、そちらも重荷になることもあったりで(≧◇≦)
 ブログで弱音を吐けないのが辛いです…。
 
 コメント有難うございました*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・
 
プロフィール

こうやま みか

Author:こうやま みか
素人の完全な趣味で「ボーイズラブ」小説を書き始めました。
全然上手くないのですが、コメント頂ければとっても嬉しいです。
またヤフーブログが本館扱いで、こちらでは当面(ってイツ?)旧作を掘り起こして掲載していきたいと思います。
著作権は放棄しておりませんので、無断転載などは禁止させて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

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