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「気分は、下克上。」医師編 春-25(厳18禁)

「もしかして、今夜この店に誘って下さったのは、自宅で私が暗い顔をしたり謝りたそうな素振りを見せたりすることを防ぐためですか」
「ああ、祐樹のいつものような生命力の溢れる笑顔だけが家で見たかったので」
「分かりました。帰宅途中で暗澹たる気分はどこかのゴミ箱に捨ててきます」
 彼はとても嬉しそうな笑顔を見せる。満開の桜よりも初々しくてどこか妖艶さを底に秘めた笑いだった。
 彼がサンドイッチを食べているのを、タバコを吸うフリをして観察する。やはり、彼の職業人生の中でも、術死ではなかったとはいえ手術している現場での死を経験したことは初めてで…その衝撃が神経質な手の震えになって顕現したのだろう。
 帰り道、人の気配のないところでは努めて右手を握った。握れば彼の手の震えも治まるようだ。
「夕食…何か作りましょうか?」
「いや、先ほどサンドイッチを食べたので…もう充分だ。祐樹は空腹か?」
「空腹だ」と答えると、彼は冷蔵庫に家政婦さんが入れてくれた材料で何かを作ってくれるだろう。彼の右手が不安定な今、包丁を握らせるわけにはいかない。
「いえ、そうでもないです」
 実はサンドイッチだけでは足りない。その上二日連続の行為だ。肢体の中に祐樹自身を迎え入れる彼も違った意味で疲れるだろうが、祐樹の方が体力を使うことは間違いない。
 終わってから冷蔵庫を探せば作り置きしているおかずも出て来るだろうし、冷凍庫の中には祐樹が作ったカレーが入っていたハズだ。
 ただ、男の性はデリケートだ。こんな精神状態では普段役に立つモノも勃たないかもしれない。商品名バイ○グラでもパクってくれば良かったな…と思う。実行は難しいが。
 他の薬なら知り合いの薬剤師に頼めばこっそりと譲ってくれるが、あのカプセルをリクエストすれば、下手をすれば、棲み分けの激しい――ナースはナースだけで固まっているし、事務局は事務局で固まっている――海底の魚のような病院内でも、魚の棚を越えてウワサは広がる可能性がある。モノがモノだけに…
 玄関のドアを閉めて、靴も脱がないまま彼の背中を抱きしめた。
「一緒にお風呂に入りましょう。貴方の優秀な脳細胞が真っ白になって…パソコンのプログラムをアンインストールするように記憶の一部を消去しましょう…ね」
 察しの良い彼のことだ。雨宮さんの記憶のことを指してるのは分かっているはずだ。
 互いの瞳を見つめあいながらのキスを交わす。表面がお互いの呼気の水分で潤うまでの。
 服も着替えず――アルコールで手は洗ったが――キッチンに行く。キッチンでも浴室の管理がスイッチ一つで出来るシステムだ。
 祐樹がスイッチを入れている間に彼はコーヒーを煎れてくれる。
「昨日のワイシャツだけを纏った聡は、背筋に電流を流されたかと思うほど綺麗でしたよ。それにシンクの上に腕を付いて私だけの天国に入れてくれた時のあの濡れた大輪のベルベットローズが動く芸術とでも呼びたいくらい素敵でした。私が迂闊にも眠ってしまってからちゃんと掻き出せた?」
 彼は切れ長の目の周りを羞恥の緋色に染めている。
「ああ、何とか…祐樹のモノは長くて大きいから、白濁も奥までしぶいていた…少し手間取った…が」
「ご自分の指では物足りなかったのでは?聡の指は細いですから。それに昨日キツく噛んだ胸の尖りはどうなっています?」
 扇情的な言葉を重ねるのは時間稼ぎと祐樹自身が「その気」になるためだった。
「見る・・・か?」
 彼の眼差しが春霞の艶めかしさを放っている。ジャケットは玄関で脱いである。
「ええ、是非」
 手術着は薄いので昨日の尖り具合なら祐樹も分かったハズだ。そんな気配はなかったので昨日祐樹が育て上げたルビーの小粒はどうなっているのかを知りたかった。
 ネクタイを慣れた様子で引き抜き、白に近い緑色のワイシャツの第一ボタンから外していく。滑らかな首筋が露わになる。白い綺麗な花のような素肌だった。色も香りも。
 第三ボタンまで外すと鎖骨の情痕が緋色の花びらをミルクに散らせた風情だ。チラリと覗く胸は微量の内出血を起こしているのか紅く染まっている。その中心の小粒は昨日の半分の容積しかない。
「お風呂でね、もっと大きく育てて上げる。ソコはキツく噛んだらとても感じるようになったでしょう?ついでに、下も脱いで」
 彼の上半身ストリップを見ているとしなやかな清楚さと色香を感じた。口腔内に唾液が溜まったので、コーヒーを飲むフリをして唾液も飲み下した。
「下も…か」
 僅かな躊躇の表情が、官能にともし火に変わる。
「ええ、きちんと私のモノが掻き出せてあるか見てみたい、ね?」
 眼差しで促すと、彼の眼差しはますます官能のともし火が燃え盛る。
 ワイシャツで辛うじて双丘は隠れているものの、それ以外に下半身に何も着けていない姿になる。
「テーブルに肩を預けて、私だけの天国の入り口を見せて」
「それは・・・恥ずかしい…」
 彼の小さな声は咲き初めたミニ薔薇を思わせる。
「では、私が」
 立ち上がって彼の双丘をそっと広げる。
「ここも恥ずかしがっているのか。震えていますね。本当に羞恥で震えているの?」
 彼の入り口に指を当てた。彼の入り口がヒクヒクと祐樹の指を誘う動きをする。
「聡の花びらは、散らされるのを待っているみたいに私の指に吸い付いてきている」
 彼の背中が若木のしなやかさで撓む。祐樹も彼の滅多に見られない全身ストリップですっかりその気になっている。
 お湯張り完了のチャイムが鳴った。
「一緒に入りましょう。続きはお風呂で…ね」
 Rホテルのオレンジ色のバスソルトを入れた。ついでに彼のお気に入りの乳液も漏れなく準備する。昨日の情交の名残か、彼のソコは綻んでいる。が、この二つの香りは2人限定の性感を昂ぶらせる効果がある。
 脱衣所で全てを脱ぎ捨ててから、キッチンに戻る。彼は祐樹を緋桜色の眼差しで眺めた。
 彼のワイシャツを脱がせてから抱き上げてバスルームまで運ぶ。大きめサイズのバスルームは2人が身体を重ねれば入浴可能だ。
 まず祐樹がバスタブに横たわり、彼を招く。祐樹の胸に彼の背中が密着した。
 彼の両胸の尖りを五本の指で緩急をつけて弾く。その度に湯に浸けているために薄いオレンジに染まった細く形のいい足が水を弾いた。
 彼が首を不自由に曲げてキスをせがむ。唇を重ねると開花する動きで唇が開いて、濃いピンク色の舌が姿を現した。 先端部分を舌で吸う。彼の足が大きく動きお湯が湯船から零れた。舌のふちを祐樹の舌で撫でる動きをした。ふと思いついて、胸の尖りを強く弾く時は強く撫で、弱い時は弱く舌を動かす。すると足ではなく全身がお湯を撥ねる。尖りも昨日と同じ程度の硬度になった。
「少し、腰を浮かせて…。そう…」
 ルビーの二つの小粒をオーデオの音量を調節する動きに変える。形のいい唇から小さな切れ切れのあえやかな声が零れる。
「露天風呂でお湯が入っても平気だった聡だ」
 祐樹自身を彼の蕾に一瞬触れる。入る気配に彼の細い肩が期待にわななく。彼の天国への入り口もすっかり綻びて、祐樹の一番敏感な先端部分を待ちかねた動きで奥に誘い込む。
 が、直ぐに蕾から離れ、彼の陰嚢から彼自身の裏側を祐樹のモノで味わった。裏の筋を先端で突付くように動かすのも忘れない。
「もう…来て…いい・・・からっ」
「裏側も感じるでしょう?ほら先っぽがヌルヌルしている」
 胸の二つのルビーを摘む動きと再び絡めた舌、そして祐樹の腰の動きの速度と強さをシンクロさせる。
 彼の肢体はさらに激しくオレンジ色のお湯を撒き散らしている。
「そんなに・・・感じるの?」
「ああ…っ、かん…じるっ。逝ってしまいそうなくらい・・・だっ」
「まだ、ダメです。聡の鎖骨の華も、ルビーの小粒も、そしてすっかり勃っているソコも・・・とても綺麗だ。もう少し私に見せて。逝くのは…私が挿ってからです。約束出来ますか?
 約束出来ないなら、一切の動きを止めますよ?」



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テーマ : 自作BL連載小説
ジャンル : 小説・文学

コメント

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こんにちは^^

こんにちは、というよりもうこんばんはの時間でしょうか?
リンク早速貼らせていただきましたよ~お誘いありがとうございました!!
いや~~こうやまさまのエロはすごい!!胸ドッキドキです。
うちのRが、なんだかすごくRもどきのような気が…(笑)
ミニ薔薇のミニがなんだかとっても可愛いです。
次回が楽しみです^^
全ポチさせていただきます~~^^

Re: こんにちは^^

桜木さん

こんばんは~!
> いや~~こうやまさまのエロはすごい!!胸ドッキドキです。
> うちのRが、なんだかすごくRもどきのような気が…(笑)

いや…私のエロは生ぬるいです(^ー^;)もっと精進しなければ( ̄□ ̄;)アセアセ.....

桜木さんを見習いたいです~♪

コメント有難うございました~!
書く支えです*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!!!
プロフィール

こうやま みか

Author:こうやま みか
素人の完全な趣味で「ボーイズラブ」小説を書き始めました。
全然上手くないのですが、コメント頂ければとっても嬉しいです。
またヤフーブログが本館扱いで、こちらでは当面(ってイツ?)旧作を掘り起こして掲載していきたいと思います。
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