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「気分は、下克上。」医師編 春-9(厳18禁)

「そんなか細く震える…でもとても艶めいた声で…挑発するような言葉を言われると、愛しさの余りにもっと言わせたくなる。どこが疼くのか私に教えて」
 彼をベッドに横たえてからワイン色に濡れた薄い布地をそっと持ち上げた。何時になく紅く輝く彼の胸の尖りが充血のせいかワインのせいかは分からない。
 彼のルビーの小粒はワインと祐樹の唾液でしっとりとした輝きを放っている。右の尖りを強く5本の指で弾き、左の粒は掌全体で転がした。
 祐樹は彼の紅色に染まった肢体のウエストラインをまたいでいる。祐樹は素肌のままだ。
 彼は瞼までを煽情的ではあるがどこか熟す直前の果実の清楚な色香を纏った不思議な肌の色に染めている。
 祐樹の指の動きに連動して彼の長い足が水揚げされた直後の太刀魚のように跳ねる。
「一度極めたとはいえ、聡の感度…また一段とレベルアップしたような気がします」
 まつ毛に涙の雫を宿した切れ長の目がゆっくりと開かれる。先ほどの質問は彼の脳には届かなかったようだ。彼は情事の際でも生来の律儀さを発揮して、質問には――婉曲に答える時も多々有るが――回答が返ってこなかったことは滅多にない。
「それは…っ、祐樹が上手いせいっ」
 艶めいた小さな声が部妙にブレるのは祐樹が胸の尖りを愛撫しているせいだろう。指の動きにつれて足が――不随意運動だろうが――祐樹の足に触れる。彼の白い細い足が祐樹の肌を一瞬だけ打つ感触も…そそられる。
 彼のモノはすっかり立ち上がり散らしてもらうのを待ち構えている花のように可憐に震えている。蜜も後から後からしどけなく彼の茎を雨に打たれた花に似て茎を伝っていく。
 その様子を振り返って視神経全体に焼きつける。
「聡…弾かれるのと摘ままれるの、どちらが好き?」
 彼の欲情に染まった瞳が焦点を結び、健気な色を帯びた。
「特に今日はっ…どちらも…好きっ」
 艶やかな声が乱高下する、祐樹がルビー色に濡れた胸の尖りの感触を楽しんでいたせいだった。
「そう…では、口でされるのと、指はどちらがいい?」
 ワインの芳香が彼の胸のルビーがよりいっそう暖まったせいか、祐樹の鼻腔に甘いカクテルよりももっと甘く感じさせる。ボルドーワインの芳香では絶対にない。
「貪欲なルビーですね。といっても私がそうしたのですが…」
「そうっ…祐樹以外には絶対に触らせないっ。これを許すのは祐樹だけっ…」
 唇もワインの色に染まっている。その口から彼のワイン色をした吐息混じりの健気な言葉を聞くと、先ほどまで感じていた――今でも祐樹自身は臨戦態勢だが――彼と一つになりたいという熱望よりも彼を感じさせたい欲求の方が祐樹の煮えた頭の中に過ぎる。
「では、これはどう?」
 上半身を彼の方に倒して、より感じやすい右の球を両手で集中的に責める。右手は掌で転がして、左手は転がす掌が離れた瞬間を見計らって強く摘まんだ。左の紅玉は唇で挟んで、舌で転がし歯で噛んだ。祐樹が彼の内壁に舌を這わせた時に付いた祐樹の真珠も彼の尖りを彩る。
 彼の背中がベッドからしなやかに反る。愛撫をせがむ動きで。祐樹の素肌に当たる彼の足も頻度が高まった。
 白いシーツの上で彼の紅色の細い肢体が祐樹を求めて淫らな動きを繰り返す。ワイシャツはもう腕しか肌を隠していない。鎖骨上の数多く開いた情痕の花も汗に濡れていっそう鮮やかだ。
 ふと思いついて、ルビーよりも祐樹の目を惹きつけて止まない右胸の尖りに、先端がすっかり濡れた祐樹自身を押し付けた。
 涙の粒は次第に大きくなってまつ毛を伝い、彼の目じりに小さな池を作っている。眉間に快楽のシワを煙るように作りながらも目を瞑っている。肢体中を走る悦楽の電流を味わっているのは肢体がビクッと大きく震えることで明らかだ。
 唇とは違う愛撫だと分かったのか、ゆっくりと瞳を開けた。祐樹自身の濡れた先端が自分の胸の紅い尖りを擦っている様子を見て、碧い羞恥と紅い情欲が混じり合った光を宿す。
「コレを聡のルビー色の尖りに初めて当てて動かしている…その感触はどうですか?」
「いいっ…でもっ…もどかしいっ」
 確かに先端部分は小さな宝石を愛撫するには適していない。
 ただ、彼は自分の胸の尖りと祐樹のソレの動きを濃い紅に染まった眼差しで凝視している。左の尖りは祐樹両手の掌と指で絶え間なく刺激を受けている。
 彼の肢体がよりいっそう艶やかな細くて大きな金魚が水から引き離された動きで跳ねる。
 彼の動きに汗が水晶の雫の輝きで空中を舞い、シーツに吸収される。祐樹の真珠の珠がさらにルビー色の尖りに飾られる。
「聡…教えて?どこが具体的に疼く…のか」
 彼は先ほどの口での奉仕のせいなのか、紅い舌で唇を湿らせた後で、ゆっくりとワイン色の口を開いた。
「祐樹が…口で…愛して…くれたっ…場所の奥っだっ…」
「私を欲しい?」
 紅く染まった瞳が怨じる色合いを帯びた。
「欲しいにっ…決まってっ…いるっ。胸も、先端の滑らかでっ…濡れたモノに触れられているのを…見るとっ、おかしくなりそうだっ…が・・・」
「私を求めておかしくなって…。ところで、最愛の聡に最上の天国をみせてあげる。今日はどんなのがいい?」
「今日はっ…祐樹のモノに…奥まで挿れて…貰ってっ…頭の奥まで響くっ…ように、頭がおかしくなるほどっ…思いっきり…体中を揺さぶられっ…たい。いっそのこと、2人がっ…ずっと繋がってっ…いる余韻がっ…あるようにっ…どんなに…激しくてもっ…いいか…らっ」
 彼の紅く濡れた切れ切れの小さな声だけでも祐樹は現金な反応をしてしまうというのに、今朝の彼のリクエストは祐樹の細胞まで沸騰するのではないかと思うほど刺激的だった。
「分かりました。舌を噛んではマズいので、枕をしっかり噛み締めていて。聡が泣いて止めてくれと言っても…止まりません…よ?それでも…いい?」
「いいっ…今日は祐樹がっ…遠慮せずに…私の中でっ…動いてっ…私の中が壊れるほどっ…強くっ」
 朝の情事が彼の何かを刺激したらしい。彼の極上の内壁を出血させる意思は針の先ほどもなかったが。色香と真摯さを混合させた、彼の小さな、だが良く響く声が寝室に熱を与えている。
 情動のままに唇を近付けると、彼の紅い唇が待ち構えてでもいた様子で開いた。開けた唇同士を密着させ、舌を絡め強く吸引すると、彼の薫る肢体がシーツの上で瑞々しく跳ねた。そのチャンスに背中に両手を回すと強い力で抱きしめた。背骨が軋む音が聞こえるほど。
 彼の先端の雫と祐樹の雫が触れ合って、濡れた音が立て続けに漏れる。春の陽射しとは裏腹に、愛の行為で部屋の湿度は上昇し続けている。
 今回は彼の望み通りにしようと紅色に艶めく肢体を反転させた。彼の要望は祐樹も望むところだ。やはり後ろから交わる方が効果的だろうと、沸点に近い頭で考える。


この作品はヤフーブログで更新中に一部作品に「投稿できない文字列が含まれています」との痛恨のエラーが。なので途中で申し訳ないのですが、こちらでも更新させて頂いております。

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テーマ : 自作BL連載小説
ジャンル : 小説・文学

コメント

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愛の交歓が!

どんどん濃密に高まってますね!(*^o^*)壊れてもいいぐらい欲しいo(≧∇≦)o聡さん、気絶するほど乱れてください!

Re: 愛の交歓が!

りずむさん~♪

 ヤフブロの連載が、重くて暗いので、ツイ「下克上」は弾けてしまいます~!

> 聡さん、気絶するほど乱れてください!

 あ、気絶するってパターンもいいですね(o′∀`o)。oO 
 一応、どうするかっていうのも決めているのですが、次回は気絶攻めで行こうかなっと♪

 コメント有難うございます・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・

No title

(*//////////////ー//////////////*)ボッT
「それは…っ、祐樹が上手いせいっ」
きゃ~~! 男冥利に尽きるセリフですよね! 
もうどんなにでも可愛がってあげたくなっちゃうんじゃないでしょうか。
乱れる教授が可愛すぎます。

それにしても投稿できない文字列って、一体どこなのでしょうね……???
直接的な単語はないように思うのですが。

Re: No title

りりさん


> 「それは…っ、祐樹が上手いせいっ」
> きゃ~~! 男冥利に尽きるセリフですよね! 
> もうどんなにでも可愛がってあげたくなっちゃうんじゃないでしょうか。


 彼は祐樹になら何をされても悦ぶヽ(*´∀`)ノと思いますが~!最初のHシーンも、読者様から「祐樹酷い~」と複数書き込みがありました(´;ω;`)けど、本人は幸せではないかなっと思っています。
 それに彼の性格を大体把握出来た今、祐樹も「本当のことしか言わない」聡さんだと分かっているので喜んでいると思いますよ(o′∀`o艸)♪〃
 あと二話で一段落だと思います(*^o^*) 
 書きっぱなしのシンガポール編のために旅行ガイドとにらめっこしています~♪

「純愛と~」が暗いので、こっちでストレス発散です((★´艸`))。+゜* 

> それにしても投稿できない文字列って、一体どこなのでしょうね……???
> 直接的な単語はないように思うのですが。
 もっとまずいだろうと思われる麻薬関係や、全裸(私が投稿したら投稿出来ました@@;)などは、全部○で書いています~!
 しかもやふーさんは基準を発表していないので、3000字もある小説のどこがまずいのか分からず(確かめる根性はもちろんありません)こちらを避難場所にするしかないという。・゚(p′∧`q)゚・。

 コメント有難うございました~!とっても嬉しいです*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・
プロフィール

こうやま みか

Author:こうやま みか
素人の完全な趣味で「ボーイズラブ」小説を書き始めました。
全然上手くないのですが、コメント頂ければとっても嬉しいです。
またヤフーブログが本館扱いで、こちらでは当面(ってイツ?)旧作を掘り起こして掲載していきたいと思います。
著作権は放棄しておりませんので、無断転載などは禁止させて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

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