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「気分は、下克上。」医師編 春-8(18禁)

「本当にいいの?」
 透明な欲情を湛えた瞳を凝視する。
「祐樹だから…何をされても…恥ずかしいが、嬉しい。それに祐樹がさっき『大胆に振舞う私も好き』だと言ってくれたから・・・」
 眼差しは交差させたまま彼の右手を強く掴んで言い聞かせる口調で言った。
「確かに、今私は疲れています。疲労が高まったら逆にこういう欲求も高まる。しかし、貴方も同性だから分かるでしょう?事務的に処理することも簡単だし、一方的にすっきりして終わる方法も有る。その方が合理的だし時間もかからない」
「…確かに…それはそうだ…な」
 彼のすっかり祐樹色に染まった身体に挿れて自分本意に動いて果てるという方法も有った。それでも彼の身体は悦ぶかも知れない。すっかりそういう行為に慣れてしまった、感じやすい彼の肉体は、充分に官能の饗宴を味わう術をしなやかな肢体に隠し持っている。
「でもね、この行為は愛情の確認でもあるんです。私だけではなく聡も悦ばせたい。心の底からそう思います」
 かつての自分なら一笑に付したかもしれない。後腐れのない情事を楽しんでいた頃にはこんな考えを抱いたことはなかった。一応相手を悦ばせはするが、それは祐樹の熱を昂ぶらせるためで、結局は祐樹自身の快楽が一番大切だった。彼と出会い恋に落ちて、その恋情が高まるにつれて祐樹は自分の欲望も達したいが、彼を悦ばせることこそが本望になってしまった。
「だから…ありのままの貴方を見せて」
 彼は潤んだ眼差しを祐樹の視線にきっかりと当てる。そのまま顔を近付けた。
「私も愛している」
 溜息と共に呟いた言葉は真摯さに満ちていた。ワインの残り香が漂う唇が祐樹の唇をふさぐ。
 春の暁の光が彼の寝室にも降り注いでいる。
 手を繋いで、唇の粘膜が重なり合うキスを交わした。
 手を引いて彼をベッドの上へと誘う。真ん中辺りまで彼を移動させた。
「腰を高く上げて、聡の秘密の場所を両手で開いて見せて。あ、シャツはそのままで。素肌だけよりももっと煽情的だから」
 耳元で囁いて耳朶を軽く噛んだ。彼の肢体がひくりと震えた。
 彼は汗で透ける白いワイシャツを白い指と薄桃色の几帳面に切りそろえられた爪でたくし上げるとゆっくりと双丘を広げた。その様子を凝視しながら祐樹は身に着けているもの全てをベッドから床に放り投げた。
 案の定、彼のすっかり綻んだソコからは祐樹の放った白濁が数滴、彼の紅色に染まった肌に宿っている。祐樹を受け入れていた箇所は綺麗な紅梅色でぷっくりと膨れている。チラリと見える極上の内壁はそれよりも濃い紅く染まっていて、その紅と祐樹の白が絶妙のコントラストを描いている。
 唇で感じたい欲求が高まった。多分人は神聖なものを感じる時、指ではなく唇で触りたいと思うのだろう。以前何かで読んだ、涙を流す聖マリア像を見た人がその涙を指ではなく唇で拭ったように。
 彼の白い雫を宿したソコに唇を這わす。彼の背中が驚いたように跳ねた。
「だめっ…ソコは…汚いし、祐樹の白いモノがっ」
 慌てて手を離そうとする彼の手を優しく握ってもとの位置に戻した。彼はベッドに肩をつけて体重を支えている。
「汚くなんてない。それに確かに私のモノですが、聡の中に上げたものだから…聡の中の天国を良く知っている。極上の味だ。聡に関連するモノは何でも味わいたい」
 少しだけ唇を離してソコに睦言を囁くと彼の震える白い手がもっと丘を割り広げた。
「ああっ…祐樹の舌が私の中にっ…とてもいいっ。けどっ…やはり恥ずかしっ」
 膨らんだ入口を舌でぐるりと舐めるとソコはますます弛緩し、祐樹の白濁が真珠の粒になって出てくる。祐樹が悪戯でワインを挿れたため、透明な赤みががった真珠の粒だった。それを唇で受けると口に含む。独特の臭いは全く気にならない。綻んだ入口に舌を挿れる。
 ワインの香りがするソコは祐樹の舌を柔軟に迎え入れた。舌を尖らせて彼の濡れたベルベットの内壁を突く。薄紅色の双丘を開いていた手も羞恥の紅に染まっている。
「聡の中…指や私自身で味わいましたが…舌でもやはり濡れて吸いついてくる。とっても素敵だ。そんなに恥ずかしい?」
「とても…」
 そう告げる彼の口調は羞恥のためか震えている。
「私は聡の濡れたベルベットの内壁を舌で味わいたいのです、どうしても。ああ、良いことを考えました。聡が他のことで頭がいっぱいになればいいんですよね?私自身を貴方の舌と口と咽喉で愛して。
 今日の聡は両胸がとても敏感みたいですから…右手で左の尖り、左手で右の尖りを自分で慰めてみて」
 彼はガクガクと震えるしなやかな肢体を動かす。祐樹自身のモノに唇を近付けた。舌で先端部分を啄んでからエラの縁を舌で舐める。祐樹は海綿体にドクドクと血が流入するのを感じた。
 彼は大きく育て上げた祐樹のモノを口全体に含む。彼はこの行為が上手な上に気に入っていることも知っている。祐樹も彼の口蓋に自身を擦るために腰を動かす。ここは彼の口の中で一番敏感な場所だ。
 舌で彼の祐樹だけの天国を味わう。紅色をした内壁は淫らな収縮を繰り返している。もっと…と言いたげな動きだった。双丘に掛かっていた両手を外す。もう手で開かなくとも祐樹の舌の蹂躙をすっかり許している。
 彼の手の動きはしなやかだが滴る色香を感じさせる。祐樹の言いつけ通りに胸の愛撫をするために上半身に移動していた。
 折角の絶景なのに、見られないのが残念だな…と不埒なことを思いながら彼の内壁の暖かさと絶妙な吸着感に頭の一部に靄がかかる。
 彼は祐樹自身を咽喉にまで挿れて上下に動かす。淫らな行為のハズなのに彼がしてくれると健気さが際立つ。熱い口腔に包まれて祐樹も制御出来な悦楽を感じる。
 胸の尖りを祐樹のリクエスト通りに自分で慰めているのだろう。間欠泉のように肢体が震えている。口は塞がっているので声は出ないが、彼がそそり立った胸の尖りを白い指で摘まんでいるのか、そのたびごとに祐樹が舌で感じている部分が先ほどよりもキツく緩く激しくうねっている。
 もう限界だと思った。彼の極上の内壁から唇を離すと、上半身を起こした。
 彼は胸の部分だけが紅い色に染まって、尖った場所に腕を交差させてワイシャツの布を隔てて胸の二つの宝石を転がしたり、そそり立った先端部分を指でもみ込んだり、真ん中部分をきゅっと細い指で挟んで扱いたりしている。
 白いワイシャツがそこだけ淫らな紅に染まった部位…そこに彼の細い白い指が絡みついているのはとても新鮮で、そしてとても淫蕩な眺めだった。彼も目を閉じて自分の快楽を追っているのがまつ毛に宿った涙の雫から分かる。
「とても…神聖で・・・そして壮絶に扇情的な眺めだ。そんなに色っぽい胸に掛かった白く長い指と…私を口で愛してくれている緋桜色の唇が・・・私の脳を沸騰させてくれるようだ」
 まつ毛の涙の雫をそっと唇で吸う。
「ね?聡の右胸のルビー色…随分固くなっているんでしょう?二本の指で真ん中を持って」
 彼は祐樹自身から口を名残惜しそうに抜いた。もしかしたら彼としてはそのまま祐樹を絶頂に導く積りだったのだろうか?彼はこの愛撫が好きなようだし、祐樹がかつて関係した誰よりも上手だ。これは彼の身体能力の高さと器用さに因るもので、経験値の問題ではない。
「…それは構わないが、それから何を?」
「内緒です」
「祐樹がそうしたいのなら…そうする」
 胸の尖りが彼の指で強調される。ワイン色ワイシャツ越しなのがとても色っぽい。
 指からは僅かに先端部分が覗く。
 表面積が狭いルビー色の先端を舌で数回突付いてから、弾く動きに変える。
 彼の肢体が祐樹の方に突き出された。「もっと」と言いたげな正直な肢体。舌全体を使って先端部分をねっとりと舐める。
「胸が熱くて…それに疼きが止まらない」
 そう訴える彼の声は小さいが艶やかさは天上の音楽よりも祐樹を酔わせる。
「胸もすっかり感じやすくなって…とても嬉しい。そろそろ聡の中に挿れても…イイ?」
「ああ・・・。舌で愛されている時から、祐樹自身が…欲しかった」
 ルビー色に染まった声音が祐樹の鼓膜に滴った。



この作品はヤフーブログで更新中に一部作品に「投稿できない文字列が含まれています」との痛恨のエラーが。なので途中で申し訳ないのですが、こちらでも更新させて頂いております。

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テーマ : 自作BL連載小説
ジャンル : 小説・文学

コメント

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No title

息抜きでも、とっても熱いですよ~!!!
聡さんも祐樹が喜ぶ事ならなんだってしてあげたいいんですね。
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Re: No title

りんくさま

> 息抜きでも、とっても熱いですよ~!!!

 有難うございます(≧∪≦)
 ああ、こういう会話(というか返信コメ)がずっとしたかったんです(v´∀`v)

> 聡さんも祐樹が喜ぶ事ならなんだってしてあげたいいんですね。

 ええ、初恋の人で、ずっと憧れていた祐樹とまさかの恋人同士、しかも祐樹の母まで認めてくれたという、聡さんにとってはとっても幸せ(☆′∇)な日々ですから。
 ただ、予定していたエチが終わりません(うΑ・`;)
 長くなるのは私の悪いクセなんですが(TT)

> ヤフブロで2ポチ!こっちでFCポチです!!!

 ポチ有難うございます(・∀・)スンスンス-ン♪
 
 もちろん、コメントもとっても嬉しいです*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・
プロフィール

こうやま みか

Author:こうやま みか
素人の完全な趣味で「ボーイズラブ」小説を書き始めました。
全然上手くないのですが、コメント頂ければとっても嬉しいです。
またヤフーブログが本館扱いで、こちらでは当面(ってイツ?)旧作を掘り起こして掲載していきたいと思います。
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