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男子校の恋 ?


これは、以前習作がてら書いた短編(?)です。よんどころない事情とブログ村からの訪問者様の中にはヤフーIDをお持ちでない方もいらっしゃるので、限定解除致しました~!

このお話も中途半端で終っているので、時間が許せば、短編(と言っても私の場合長くなる…)に仕上げたいと思っております。

当然のようにR-18ですので、健全な方は精神衛生上読まれない方がいいと思います。

腐女子・貴腐人の方はお入り下さいませ。

    





 純と芳正の出会いの日、それは小学校の入学式だった。といっても公立ではなく私立の小学校―しかも東京では誰もが知っている小学校で大学まではエスカレーター式だった。もちろん、入学金・授業・寄付金などは一般の所得水準ではまかないきれない額だった。
 とは言っても、クラスの数は多く、2人が同級生になったのは高校二年の時だった。
 芳正は、長い睫毛、繊細な鼻梁、そして厚めで文句のつけようがないほど形のいい唇に、骨細の華奢な体格、そして艶やかで真っ直ぐな黒髪の青年になっていた。

 思わず純はドキリとした。

 噂は入ってきていたし、実際に遠目なら何度も見ている。随分綺麗になったんだな…そう思っていたが。
 同じ教室に入り幸いなことに近くの机に座ることになった。授業中も教科書を眺めるふりをしながら見とれていた。
 ふと芳正が動き、その拍子に消しゴムがこちらに向かって転がってきた。思わず純は足を出して消しゴムの動きを止めた。「ありがとう」小声で囁く芳正の声が色っぽい。手で消しゴムを取り、純は芳正に手渡そうとした。
 ころりと消しゴムは芳正の手の中に消えていく。
 しかし、芳正はボーっとしたように純から手を離さない。
 純もその手の暖かい感触を味わっていた。
 ふと我に返ったのは芳正だった。
 「ありがとう」
 もう一度礼を言って、自分の机に戻る。教師は、「お前らは問題を起こさなければ大学に進学出来るんだ」とばかりに黒板に向かって独りよがりの授業をしている。

 芳正があんなに綺麗になるなんて…。でも、俺には……。好きになる資格は…ない。それどころか……。

 暗澹たる気持ちになる。


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こうやま みか

Author:こうやま みか
素人の完全な趣味で「ボーイズラブ」小説を書き始めました。
全然上手くないのですが、コメント頂ければとっても嬉しいです。
またヤフーブログが本館扱いで、こちらでは当面(ってイツ?)旧作を掘り起こして掲載していきたいと思います。
著作権は放棄しておりませんので、無断転載などは禁止させて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

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